もしも仙台で交通事故に遭ってしまったら、おすすめは病院の後に当院へ!
何ででしょう?
雪が少なくていいなぁという会話を患者さんとするたびに
次の日雪に見舞われる・・・
天邪鬼みたいなこの天気。
さて昨日の朝、整骨院の前で掃除をしていると、
物凄い大きな“ガシャン”という音が背後から聞こえ、
振り返ると歩道でマウンテンバイクと普通の自転車がものの見事に
正面衝突してお互い倒れこんでいる!!
ありゃーーーー
と思いながら、救急車を呼ぶほどの痛みがあるか訊ねるとお互い「大丈夫」との返答が。
お互い事故のショックと、どうしていいのか分からない様子でやや震えている。
そこでワタクシが仲裁に入り、まずはお互いのケガの確認と自転車の損傷具合の確認を。
マウンテンバイクはライトや反射板が粉々になっている状態で、
普通の自転車は籠が半分くらいの容量になるほど凹んでいました。
事故の瞬間を直接は見ていないので、詳しく過失などは言えないものの
自転車同士、つまり車両の事故です。
本来ならば警察を呼び、事故について申告を行わないと事故不申告罪の適用となります。
ですが、怪我の無い物損事故の場合は、当事者双方が届け出ない事に合意すれば
事故不申告罪には問われません。
ですので、ワタクシも当事者のお互いに
「本来なら車両同士の事故に当り、歩道の走行は相互通行なので具体的な過失割合は分かりませんがケガをしている場合お互いのケガの治療費を割合に応じて払わなければいけません。警察を呼んで事故処理をしてもらわなければいけないですがケガも無く自転車の不具合だけでしたら警察は呼ばなくてもいいと思います。ただ、自転車の破損もお互いが払わなければいけないので、同じくお互いに費用を求めるようでしたら事故の証明をしてもらうために警察を呼ぶ方がいいですがどうしますか?」
お互い「どうしますか?」と聞きあいその場を後にしていました。
つまり物損事故として流したわけですが、
正直あのぶつかり具合だと後から症状が出る場合もあるかもと後々考えてしまうテンクルパー。
あのくらいの事故ならテンクルパーは確実に警察を呼んで事故処理をしていたかな。
もうちょっと詳しく説明してあげられれば良かったのですが、一瞬の出来事の中では最低限の説明は出来たかな。
さて、今回は物損事故ですみましたが、
もしこの時お互い、もしくは一方がケガをした場合は警察を呼び、事故処理をしてもらわなければいけません。
その場が怖くなったり、急いでいるからとケガ人を放置して行った場合には
自動車同様に救護義務違反となり「1年以下の懲役または10万円以下の罰金」となりますので注意ですよ。
※自転車の場合自動車に比べるとやや軽い刑ではあります。
まず警察を呼び、事故処理をしてもらった後にケガの治療となるわけですが、
警察を呼ばないと、お互いが認めている場合でも事故の事実が証明できないので各種保険の請求などが出来ないもしくはお互いの過失が判明しずらいことになります。
余裕があったら警察の処理とともに相手の連絡先・職場・保険等に入っているかの確認を取れるといいです。
なぜなら最悪のケースでは相手側に支払能力が無かった場合に自分が全て治療費を負担しなければいけません。
そうなると治療費を抑える工夫も必要になってくるからです。
さて、無事に事故処理を終えたら病院へ行きましょう!
病院のお医者さんのみが診断書を作成することができます。
また、レントゲンや場合によってはMRIなどの画像診断を行い正確な診断をしてもらいましょう。
その後に関していえば正直、受診した整形外科の方針しだいでかわります。
多くの場合ですと湿布や痛み止めの処方のみで終わったり、たいしたことはしないで待ち時間がかかるのみといったことが多いので、そうなれば整骨院での治療の方が断然お勧めです。
病院によってはしっかり電気治療や理学療法士による運動などのリハビリを行う場合がありますが、
医者とその他スタッフとの間で連携がとれずにまともな治療を受けられなかったという例も当院への来院者から伺ったことがあります。
診断に関しては病院のお医者さん、その後に関しては定期的に病院へ行きつつ治療は整骨院にて施術を受けた方が待ち時間や診療時間も含めて効果が高いように思います。
テンクルパーは車は所有していないので、自転車の傷害・賠償保険に先日やっと加入しました!!
いつどのような事に巻き込まれるか、引き起こしてしまうか分かりませんからね!
みなさん是非ご自身の加入している自動車任意保険・共済保険・傷害保険などを確認してみて、賠償保険特約に入っているか確認してみては如何でしょうか?
ではまた来週