足関節捻挫パート2
なんということでしょう・・・
楽天イーグルス3連敗・・・
ひじょーに残念な結果にドンヨリのテンクルパーです。
オリックスファンの皆様には申し訳ありませんが一応
楽天さんとお仕事をさせていただいていますので、
楽天押しになります(笑)
春休みも残すところ数日となり学生の方々は新学年前にソワソワといった所でしょうか?
おしょー先生が紹介したとおり、現在宮町では見事に学生の来院でものすごーく混み合う瞬間がたまにございます。
まさに全国区の選手達が試合前に怒涛のように来院されます。
その中でも紹介したとおり足関節捻挫の患者さんが多く来院していたのですが、
当院では全てを抱え込もうとは致しません。
どういうことかというと
己の診断だけに頼らず、怪しいと判断したらしっかり整形外科に送り、
場合によっては病院まで付き添い、骨折やより重度の症状など、整骨院では不適応疾患をしっかり除外した上で施術いたします。
当たり前のことですが当院のお約束です。
特に当院へいらっしゃっている患者さんは熱血と言いますか、
本当にスポーツに人生をかけているような人たちも多数いらっしゃり、
やはり適切な処置を受けなければいけませんから!
とかいうテンクルパーもそう遠くない過去に苦い経験があり
その経験からより強くお約束を守ろうと決意したんです。
それはある競技中に足首を捻挫し来院された患者さんAさん。
当時はテンクルパーの経験も浅かった時期で、発生した状況と捻った方向から
痛めた場所を推測し施術しました。
大会を目前に控え、発生機序からオーソドックスに痛みのある部位を確認して少しでも早く治す為に特に痛みの強い場所からなんとか動けるように、治療して行ったのですが・・・
明らかに今回の捻りとは違う場所に
やや痛みがあり本人もなぜそこが痛いか分からない。
不思議なその症状も実は重症だった・・・
とにかく間に合わせたいという希望に応えようと辛い症状を何とかしようと張り切りました。
その結果見逃してしまう事になりました。
その隠れた痛みは何だったかというと、何度もストレスを受けた事による疲労骨折で捻挫を起こした場所に近く、ただ力学的に今回の捻りからは負傷し得ない場所で頭から除外してしまいました。
数ヵ月後にばったり出会った時に詳しい経緯を聞いて愕然。
別の症状でレントゲンを撮るとその病変が写っており、しかも数ヶ月前には痛めていそうと説明があったようで・・・
この出来事から本当に確実な除外は必要なんだと改めて思わされました。
本当に不思議なもので今まで軽く10000回以上は施術をしてきた中の何例目かは分かりませんが、その時の『違和感や光景や説明内容』は今でも覚えています・・・
この悔しい経験をさせてもらったからこそ今の自分があり、同じようなことを繰り返さない為にも勉強ができました。
何事も経験をつんだ者がより精度を増して診れるようになると思います。
おかげで今回多数来院していただいているさなかでは見逃しはなく本当の意味での早期復帰をアシストしているつもりです。
選手や患者さんの治って笑顔になっていくのを楽しみに
それではまた来週