腰椎椎間板ヘルニア・・・まだまだ調査中!
みなさん、こんにちは。
おしょーです。
さて、腰椎椎間板ヘルニアになり、
現在も「坐骨神経痛」絶賛発売中のおしょーでありますが、
おしょーのヘルニアがどの程度のものか?といえば・・・
病院で撮っもらったMRI画像でも貼付できればいいのですが、
残念ながらもらっていないので・・・。
5つある腰椎の一番下・・・L5と呼ばれる骨と、
仙骨というホームベースみたいな、三葉虫みたいな形の骨との間の、
椎間板がややつぶれて黒っぽく縮んでおり、
そこからブニュッと右後方に椎間板の中身である髄核なるものが飛び出しております。
その飛び出した大きさ、6?7?8?ミリくらい・・・たぶん1cmはいっていないと思います。
MRI見たかんじはそんなもん。
で、一般に腰椎椎間板ヘルニアの場合、脱出してしまった部分が7ミリを超えてしまうと、
たいていの構造的治療は効を奏することなく、手術適応になると言われています。
逆にそれ以下であれば、手術などしなくても、鍼灸や矯正や手技療法などでも、ある程度いい結果が出せるということです。
もちろん手術をするもしないも、最終的には本人の判断であり、症状の強さや日常生活上での支障度などにより総合的に判断しなければなりません。さらに状況次第では緊急を要する場合もありますので、その辺はお医者様と相談ですね。
例えば、膀胱直腸症状といって、排泄機能を司る神経にまで影響が及んでしまっている場合など・・・。
それはさておき、とにかくある程度大きく飛び出してしまったヘルニアは、なかなかに難しく、
おしょーのヘルニアも、ちょうどその微妙なラインであるということです。
・・・さて・・・・・・。
・・・・・どうしたものか・・・。
おしょー的には、手術はそれなりのリスクがありますし、
近年、手術方法も進化を遂げ、成績も上がっているようですが、それでも100%成功し、元に戻るとは言い切れません。
手術の場合、おしょーが恐れるのは、あからさまな失敗は少ないにしても、
自分の満足できる結果が得られなかった場合、そこからさらに改善する芽が一度断たれてしまっている気がするのです。
つまり、緩慢ながらも自己治癒能力で変化している過程を、手術という大きな刺激で、その流れをリセットしてしまうような気がするのです。
・・・あくまで「気がする」だけの話ですが。
なので、なるべく手術は避けたい。(仕事も休まなければならなくなっちゃいますしね)
まー、脱出してしまった髄核というものは、長い時間をかけて、吸収されなくなっていくので、きっといつかは、この痛み自体は改善されるのだろうと思います。
2ヶ月くらいですかね~。
それまでは様子を見るとします。
その間も無駄にはできません。
まずお医者様からいただいた薬は効くのかどうか?
今回は「リリカ」という神経障害性疼痛の薬が処方されました。
某武○鉄○さんがCMをしている薬の病院処方版ですね。
最近、この「リリカ」かなり病院で流行っています!
ここ宮町鍼灸整骨院でも、神経痛系の患者様で病院にかかった方のほとんどがもらってきてます。
で、この薬がどのくらい効くのか?ということを自ら治験したりしています。
もちろん、その結果はあくまで個人的なものですので、効く効かないを他人に示唆するつもりはありません。ただ、話のタネに「あー、それ僕も飲んだことあるよ」と言って、そのときの状況を話したりしながら、その経験を共有するだけで、患者様にはだいぶ話がしやすくなると思います。
あとは、一日中つぶさに自分の症状を観察しています。
いつ、どんなとき、何をしているとき、どんな風に痛いか?
暖めたらどうなったか?冷やしたらどうなったか?
酒飲んだらどうなったか?こういう運動したらどうだったか?
何日目ぐらいから痛みが変わったか?
こうしたらほんの少し楽になった、こうしたら悪化した、
この痛みのせいでこんな気持ちになった、家族に八つ当たりしてしまった、
などなど症状そのものから、そのときの心のありようまでつぶさに観察しています。
そして、治療も院のスタッフにいろいろなやり方を、
毎日毎日、次から次へと行い、どのやり方がどうだったのか、
一つ一つ検証しながら、いいものを取捨選択する作業を地道に続け、
宮町鍼灸整骨院における腰椎椎間板ヘルニアの治療成績向上のために、
まさに実験台として頑張っております。
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