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あなたの痛みの場所は?一番痛い部分に隠れた症状

2015.11.02 | Category: スポーツ,柔道整復,鍼灸

~主訴(最も改善したいところ)と気になる程度の悩みの優先度は?

【患者様情報】
十代 男性 サッカーのクラブチームに所属 ポジションはDF
練習強度が強く、大会・その他日程が過密でいたるところに痛みを訴えていた。

【主訴】
右足関節捻挫とその状態をかばいながらのプレーによる足底腱膜炎・下腿のタイトネスによる疼痛。

【症状の経過と処置】
足関節捻挫を罹患したのは当院を受診された日の2週間前で、症状は腫れも強く出ていたがラストシーズンに突入し、メンバーに残るために意地で練習を強行。
練習もハードな状態が続いている為、かばう動作から腓腹筋はカチカチになり、足をつくと足関節もさることながら足底に痛みがあり歩くのも意識しないとびっこをひくような姿位となる。
練習は継続しつつ行いたいという本人の強い希望により、下肢の筋緊張の緩和の為に鍼治療・高周波治療を併用しながら施術を行いました。以前に膝の内側側副靭帯の損傷を受け長期離脱をした際に、鍼治療も併用して施術し、同時期に負傷したチームメートの半分の時間で復帰できたこともあり鍼治療には抵抗なく行いました。

1回目 電療・手技療法・鍼通電療法を中心に週に1回を目途に施術

2回目 電療・手技療法・サイバー9000という高周波治療器も併用して施術

3回目 施術を行って数日間はプレーに集中できるが週末になると痛みが強くなり影響が出る。
    電療・手技療法・高周波治療器による施術

4回目 芝に足を取られた際に指の捻挫も併発。
    この時点で一度サテライトに勧めるべきだったが、最後の大会という強い目標があり強行。
    電療・手技療法・鍼・灸による施術

5回目 練習試合後に来院。毎回確認をしているのだがどこが辛いのか?を今回も聞くと症状は同じと訴えた。いつものように施術をしていくと、

    姿勢がおかしい点に気づき話を聞くと、失点の数×5往復のランニングトレ後に痛かった方と反対の膝の伸展(膝を真直ぐに伸ばす)が出来なくなっていた。
    治療も終盤の為簡易的な理学検査後(ラックマン・ストレス・マクマレーテストなど)トレーナーに連絡を入れ様子を見てもらいました。

後日、膝疾患・サッカーの疾患に強い本間記念 東北整形外科を受診しMRIの検査を行った。

診断名 前外側半月板の横断裂

 
灰色で三角形に映るはずの所に白い線が入っているのが見て取れるはずです。

IMG_5613

 

 

 

 

 

 

 

 

本人の訴える主訴(どうにかしたいところ)は右下肢の下腿や足部の痛みがメインであったが

実際には数週間前から、痛みが無く運動に支障が出ない程度の違和感が左膝にあったとの事でした。

場所からすると自然治癒でも可能な部位ではあるが、来シーズンはスタートから全力でプレー出来るようにオペとなりました。
選手の一つ一つの痛みに寄り添う我々ですが、未然に防げなかったことが悔しい症例でした。

 

当院へのアクセス情報

宮町鍼灸整骨院

所在地〒980-0004 宮城県仙台市青葉区宮町2-1-47 阿部幸ビル2F
駐車場5台あり
電話番号022-268-0855
休診日日曜日
年末年始・盆期間中
院長鈴木 一誠

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