仙台市 沈黙‐サイレンス‐を見て!
みなさん、こんにちは村田です。
先週、話題の映画「沈黙」を鑑賞してきました。
噂以上に考えさせられる映画でした。
自分が信じるものを相手に押し付ければするほど、された人は「命」を奪われていく。
「神」に祈りをささげるが「神」はじっと沈黙を守っている。
悲しい物語のような気がしますが映画が進むうちにちょっと違うと感じてきます。
長崎の隠れキリシタンたちは司祭がきてくれたので「ミサ」ができると喜んでいるが、彼らが信仰していたのは実は聖母マリアそして大日如来様だったのです。
そして「パライソ」「パラダイス」はつらい年貢や苦役もない幸せな世界だと切支丹たちは思っていたのです。
それも司祭たちの教えとは違っていたのです。
踏絵のシーンなどや拷問など当時を忠実に再現し、一つの信仰を守り抜き、信じることはなんと辛いことなのかと感じました。
ラストは「心」が救われたようで大変観ごたえのある作品でした。
始めてご覧になる方に、原作「沈黙」遠藤周作先生の本を読んでから観に行くともっと理解できて良いと思います。
それではまた来週・・・!
by 村田