交通事故治療で注意すべきこと。
当院に来院される交通事故による患者さんの中でちょっと困ってしまうといいますか残念なことが一つ。
「私、被害者ですよ!!」と言う気持ちは分かります。
自分も幾度か被害者の立場を経験しましたから。。。
ですがね、、、
何でも思い通りの対応をしてくれるわけではなく、自賠責に関して特に注意しなければいけないのが、治療はいつまでも出来るという訳でもなく、ましてや1ヶ月以上病院へ行かないで放置してしまうと、事故との因果関係が証明されません!!
忙しかったり、ご本人様の感覚では明らかに事故以前と違う感覚かもしれません。
しかし、他人にはその辛さが伝わる訳ではないので医学的根拠に基づいて、妥当な分だけ治療を行わないと治す意思もないと捉えられます。
どうしようもなく治療に行くことができない場合は、あらかじめ相手の保険会社へ通院が困難な旨を相談してお互い合意して進まなければいけません!!!
私被害者なんだからしょうがないでしょ!と言われても、
救済する自賠責のシステムには当然ながら加害者の救済も含まれているわけであり、お互いが話し合いながら解決していかなければいけません。
普通の健康保険を利用した治療に関しても、
急性外傷である『捻挫・打撲・挫傷(肉離れ)』などは丸1ヶ月過ぎてしまうと初検として再度疾患を検査し施術を行わなければいけません。
なので、
①事故に遭ったら遅くとも2週間以内に病院を受診し、病名はっきりしてもらう(診断を受ける)!
②その後は同じく2~3週間に1度以上は病院を受診し、現在の症状の推移をしっかり伝える!
③最終通院からまる1ヶ月以上間を空けない!!!!
(この間に当院を受診し施術を行い、症状に合わせてですが調子を整え、最も保障を受けられるのは週に2~3回以上のペースで施術を行うのがよい)
この流れを維持することがトラブルなく解決する方法だと思います。
ぜひ事故に遭われた際には一度当院へ連絡くださいね!
最悪受診しない場合でも相談は承ります。