交通事故慰謝料〇00万円超え・・・
交通事故の被害に遭われた際に単純な運転中の事故もあれば、知人が運転する車にて同乗による事故など、様々なケースがあると思います。
被害に遭われた方が年齢的に若く知識がない場合には、痛みがあっても通院するのが面倒くさいと考えたり、そもそも通院・治療が適切に受けられない場合もあります。
今回紹介するのは前述の通り知識が浅く整骨院には通院が許されないと勘違いされていた患者様のケースです。
たまたま整骨院のスタッフと親御さんが知人であった為、当院へ相談が出来たことによって発覚しました。
自己の提要は割と大きな交通事故で、五体満足で良かったと胸をなでおろすような事故でありました。
肋骨の骨折・首や腰の捻挫などの診断を受けましたが、辛い割には医院へ通院するのが時間的に厳しく、面倒なので治療を放棄しようとしていました。
話を伺い、当院の連携できる整形外科を紹介させていただき、骨折でも整骨院で施術ができるように同意書をいただき、通院が始まりました。
通院頻度は目標としていただく来院が確保できませんでしたが、患者様の都合に合わせて来院していただき、約8か月の通院で終了いたしました。
骨折や手術を伴わない怪我の場合ですと平均3~4か月、重度の捻挫では6か月を目途に後遺障害認定を受けてくださいと催促される傾向にあります。
この後遺障害認定に関しては、認められる基準のようなものがあるのですが、保険会社さんは、診断を受けても十中八九認定されないと理解しながらも、受けてくださいと催促してきます。
認定されましたらその分も含めて慰謝料にて保障させていただきますのでと。
嘘はついていません。しかし、認定受けても意味ないけど・・・
と言うのは内心考えていると思います。
当院では、必要ならば弁護士を紹介させていただき、連携を取りながら解決へとサポートさせていただいております。
今回のケースでは怪我の内容もそれなりに酷いものでしたが、さらに顔面部への醜状痕がありました。
醜状痕とは皮膚が怪我によってケロイド様になるなど傷跡が残ってしまう状況のことです。
この怪我に関しては整骨院での治療は出来ません。
あくまでも来院してくださった際に、後遺障害として認定される可能性が高いと判断しました。医師への相談と経過をしっかりカルテに記載してもらう必要がある事を説明し、忙しいながらも医院してもらいました。
紹介させていただいた弁護士へも状況を説明し後遺障害認定への準備もしていただきました。
後遺障害認定に関しては、相手保険会社へ任せるのではなく、自分の委任する弁護士に認定の手続きを行ってもらうことにより認定される可能性は高まります。
事故当初は治療する権利を放棄しようとしておられましたが、しっかり通院が行えたこと・弁護士をとおしてしっかり後遺障害認定の認定を受けることが出来たことにより、当初は〇万円程度の慰謝料で終わるところが、〇00万円まで補償してもらうことが出来ました。
ただ、この経過はとても長い時間を要するのは覚悟して頂く必要がありますが・・・