知ってるようでホントは知らない?!PMS⑤
今回はPMSの原因③ストレスについて説明します!
ストレスがかかると、様々な不調が起こる…というのはよく聞きますが、ストレスがどのようにPMSに影響するのでしょうか?
ストレスがかかると、「ノルアドレナリン」「糖質コルチコイド」というホルモンが分泌され、交感神経優位の状態になります。
交感神経優位になるということは、自律神経のバランスが崩れるということ。
普段は血糖値上昇や、タンパク質・脂肪分解の促進、抗炎症・抗アレルギー作用をもつ
「糖質コルチコイド」というホルモン。
コルチコイドには抗ショック作用という、種々のストレス刺激に対する抵抗力を高める作用もあります。
ストレスがかかり続けると、コルチコイドが過剰に分泌され、海馬(脳の記憶をつかさどる部分)の萎縮、血圧上昇、血糖上昇、免疫低下、不妊につながります。
人は、生殖よりも、個体の生存を優先するため、ホルモンの分泌も
女性ホルモン<糖質コルチコイド になってしまいます。
この状態が続くと、生理が来ないとか、不妊につながってしまいます。
痛みはどうして出やすくなるのか?
これは次回お話します!