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側弯症 治療の基準

2021.10.18 | Category: 側弯症

特発性側弯症の診断および治療の基準はどういうものでしょうか?                 

                                                                                                                  

日本における医学的な診断基準は次の通りです。                              

                                                                                                                   

レントゲン画像上で、

Cobb角 25°未満 ⇒ ⇒ ⇒ 経過観察                                 

Cobb角 25°以上 ⇒ ⇒ ⇒ 装具療法適応                             

胸椎カーブのCobb角 45~50°以上 ⇒ ⇒ ⇒ 手術適応                    

腰椎カーブのCobb角 40°以上   ⇒ ⇒ ⇒ 手術適応                     

                                                                                                                       

                                                                                                                         

となっています。もちろん手術適応に至るにはその他にも様々な検査が必要ですが、だいたいこんなかんじになっています。                           

                                                                                                                          

まずCobb角25°未満の経過観察ですが、パーセンテージ的にはもっとも多いと思います。

文字通り、「様子見」ですね。                                   

以前にも申し上げましたが、これが一番良くない!

様子を見ている場合ではなく、この初期の段階にこそ、リカバリーのチャンスが最大であることを心置きください。                                      

基本的に特発性側弯症は、放置した場合、現状維持くらいはあるでしょうが、自然に治っていくことはまずありません。

逆に進行・悪化のリスクは大いにつきまといます。                    

病院で「経過観察!」と申し渡されても、ぜひ何らかの手を打ってほしいものです。そこに私たちの行う側弯トレーニングもひとつあるということも心に留め置いていただければコレ幸いです。                                

どうせ病院では何もすることがない期間なのですから、お子さんの体に絶対に害とならない、安全でやさしいトレーニングや、生活習慣の見直しをしていきましょう。                                        

内容的にみて、たとえ医師に見せたとしても、                          

「こんなものは効果などない」とか「エビデンスがない怪しいもの」と判断されてしまうことはあるかもしれませんが、                           

「危ないので絶対にするな」とか「逆効果だ」と突かれるようなものは何一つありません。                                          

信じる信じないはあなた次第・・・かもしれませんが、危なくないんだったら、ただ放置しているより絶対にやる価値はあります。                  

詳しくお知りになりたい方は、いつでも当院にご相談ください。                  

                                                                                                                              

次回は、Cobb角25°以上の装具療法適応について考えていきます。

側弯症とスポーツ

2021.10.09 | Category: 側弯症

側弯とスポーツの関係について考えてみましょう。                       

                                                                                                              

まず、前提として大きく分けて2つの側弯症があるということを覚えておいてください。                                           

                                                                                                    

1つめは、これまで述べてきた学童期後半から思春期のお子さんに発症することが多い、原因不明の「特発性側弯症」を代表とするタイプ。             

こちらは背骨一個一個の変形(椎体変形)を伴うことがある、すなわち骨の形自体に目に見える変化が生じてしまうもので、これを別の言い方をすると、

構築性側弯症

と言います。「構築」・・・つまり「つくり」自体が変形してしまった側弯症ということです。                                                

                                                                                                                 

                                                                                                                 

2つめは、背骨一個一個を見ても変形はないが、その並び方のみ歪んでいるタイプ。これを、                                           

機能性側弯症                                          

と言います。多くは姿勢の異常によるもので、普段の姿勢で習慣的に悪いものがあったり、動きや構えにかなり偏りが生じてしまうある種のスポーツや仕事が原因となることが多いです。

また、ぎっくり腰などで痛くて体をまっすぐに伸ばせない!といった時も、この種の側弯が生じた状態と言えます。                             

総じて「原因」がある程度はっきりしており、その原因に伴いその代償として二次的に側弯になったものを言います。                            

                                                                                                                    

こちらは原因がはっきりしている分、その原因が取り除かれれば、側弯も元に戻ることが多く、たとえば原因となっていた悪い姿勢を改善したり、原因となっていたスポーツをやめたり、原因となっていたぎっくり腰の痛みがなくなったりすれば、曲がっていた背骨も元のまっすぐに戻っていくということです。              

ただし、戻る、と言っても、その習慣が長く強く深く影響し続ければ、しまいには背骨の変形にまで至り、構築性側弯症になることもあるので注意が必要です。  

                                                                                                                      

さて、もしお子様が特発性側弯症と指摘された場合、何かしらのスポーツをやっていたとして、それが原因か?あるいは影響があったか?と言われると、             

その答えは、「何とも言えない・・・」というのが正直なところです。               

先にも申し上げた通り、特発性側弯症は「遺伝的素因や傾向はあると思われるがそれ以外の環境因子なども複雑に関係する多因子病」と考えられます。     

スポーツが環境因子として影響したかどうかは微妙なところです。

よほど高度なレベルで幼少のころから繰り返し繰り返し体の形が変わるまでそのスポーツを行ったのであれば、影響は無視できないものとなるでしょう。しかしそれすらも個人差があるので決定打とはなりません。

決定打とはなりませんが、第49回側弯症学会において、慶應大学の渡辺航太先生の「思春期特発性側弯症の発症に関与する環境因子の同定」という論文に、2012年から2014年の側弯症二次検診に該当した中学女児3028名を調査したところクラシックバレエ、バスケットボール、バドミントンで有意な差が認められた、というデータがありました。

その他、水泳やバレーボール、フィギュアスケートなどでもやや影響があるのでは、という別のデータもあります。                               

これらのスポーツに共通して言えることは、

・幼少のころから始めることが多い。しかもかなり熱心に。

・ラケットスポーツはもちろんバレエやフィギュアスケートも同じ方向への回転への偏りがある。

・サッカー、野球が入ってない分、男児より女児が行うメジャースポーツが多い。

などでしょうか。                                       

                                                                                                                        

確かに現代のスポーツは、始める時期は特に重要で、より幼いころから習熟することで将来大きなアドバンテージを得ることも多いでしょう。そういう狙いがあってのことなのか、幼少から始めるくらいだから保護者もそれなりに熱心で、一般人では考えられないような練習量をこなしているケースも少なくありません。

それは、やはりそのスポーツに特化したバランスへの変化・・・一般的には不自然な歪みに行き着く可能性があります。                           

                                                                                                                         

そこに遺伝的素因があったとしたなら、もしかしたら特発性側弯症の大きな発症リスクとなっているかもしれません。                          

つまり今、警鐘を鳴らせるとしたら、親兄弟、祖父母などに複数の側弯症の方がいて、そういうお子さんが上記のようなスポーツを、高度なレベルで行ってしまうと、もしかしたらリスク高いかも・・・ということです。

もちろん無限の可能性のあるお子様の芽を摘むようなことはしたくないですし、好きなスポーツを好きなだけやるべきなのですが、少しだけ頭の片隅に置いておいて、リスクと秤にかけながら他の可能性も一緒に模索してあげられるように柔軟に構えていた方がいいのかな、と思います。

あくまで私見ですが。

側弯症、どういう風に曲がる?

2021.09.24 | Category: きままブログ,側弯症

前回、側弯症がただ横に曲がっているわけではないということをお伝えしました。では実際のところどのような感じで曲がっているのでしょうか?               

                                                                                                  

背骨は、首に7コ、胸部で12コ、腰部で5コの合計24コあり、                 

上には頭蓋骨、下には骨盤の仙骨という骨の間で体幹を支えています。                

側弯症の多くは、胸部と腰部です。特に胸部がもっとも多く、変形も目立ちやすいです。この胸部の側弯ですが、一見すると確かに横に曲がっているようにしか見えないかもしれません。                                   

                                                                                                   

しかしレントゲン写真で背骨を確認すると、微妙に捻じれを伴っていることに気づきます。                                    

                                                                                                     

そうなんです!                                           

                                                                                                        

側弯症でもっとも特徴的かつ重要なのは、この捻じれの状態なのです。

力学的にみると、背骨の構造上、ただ横に曲がる、というのはかなり不自然で曲がりづらい形に作られています。

そんな形の背骨を横に曲げようとすると、どうしても捻じりながらでないと上手く曲がっていきません。

また、逆に考えると真っ直ぐな背骨を捻じっていくと、真っ直ぐなままでいられず、これも背骨一つ一つの形に従って、横にずれるように曲がっていかないと捻じれません。                                        

                                                                                                      

本当はこのような構造上の物理法則に従って曲がるはずなのです・・・。          

                                                                                                                      

ところが!です。                                                   

                                                                                                                    

特発性側弯症の捻じれ方は、この物理法則を無視した逆の方向に捻じれます。

例えば側弯を背中側から見て、右の方に弯曲しているとします。

この場合の捻じれは、力学的にもっとも無理のない自然な捻じれは時計と逆回り(左回り)です。                                         

これをカップリングモーションといいます。                               

しかし、側弯症の背骨の捻じれはそれとは逆の時計回り(右回り)に捻じれます。

なぜわざわざ本来捻じれにくい、曲がりにくい方向に回ってしまうのか?これがわからない。                                      

わからないが故の原因不明であり、治療法の未確立なのです。                    

                                                                                                                        

まとめます。                                                    

                                                                                                                           

背骨の生理的カーブが失われ真っ直ぐ過ぎる背骨に                            

         ↓                                                   

体幹を支えるのに不都合な真っ直ぐさのせいか、重力に負けて捻じれ始める。

(なぜか右回りに)

         ↓                                                 

右回りに捻じれたら、力学的には左の方へ背骨がずれて曲がっていくべきだが、

なぜか右方向に曲がっていく。                                        

                                                                                                                            

このような順で曲がるパターンが多いようです。

                                            

                                                                                                                    

                                              

                                                                                                        

側弯症を知っていこう

2021.09.17 | Category: 側弯症

側弯、側弯・・・と言っても、きちんと理解している人はそう多くはありません。                                         

                                                                                                          

「背骨が・・・側、だから・・・横に曲がっていることなのかな?」               

                                                                                                            

まあ、確かにそうではあるのですが、もう少し詳しく見ていきましょう。

これはとっても大切なことなんです。

なぜなら、これから改善に向けて進んでいく際に、実は単に横に曲がっているだけではない・・・ということを知っているか知らないかで、普段の姿勢や荷物の持ち方、椅子の座り方や寝方などで、微妙な調整のイメージが出来るかどうかに関わってくるからです。                                

                                                                                                             

これは実際に頑張るお子様自身も、サポートする周りの方も同様に知っておいてほしいことです。                                       

とにかく、ただ横に曲がっているわけではない!

なので、ただ曲がっている反対側に曲げればいいわけではない!                 

ということだけは覚えておきましょう。                                   

                                                                                                               

それでは、側弯症は本当はどのような形になっているのでしょうか?                 

                                                                                                               

まず傾向として、どういうわけだか痩せたタイプに多いです。太っている人の側弯症は稀です。そして男の子より女の子の方が多いです。7倍くらいの多さです。

あくまで傾向としてそのようなタイプがもっとも多い、というだけの話で、一つは地球の重力や自転のらせん力などが関係しているのかもしれませんが、そのような外力に抵抗しながら真っ直ぐ育つ力がやや負けているのかもしれません。   

                                                                                                                  

で、側弯を指摘された子たちの体を見てみると、やはり

瘦せ型、で

そして横から見た時に、背骨が真っ直ぐ過ぎ!?

前後から見ると側弯と言われる所以の曲がり方があったとして、

でも横から見ると真っ直ぐ・・・

これは真っ直ぐだから“いい”というわけではありません。本来人の背骨は横から見ると緩やかなS字状のカーブを描きます。それが体を支えるのにいいクッション作用を起こして都合がいいからです。                                

でも、多くの側弯症の子たちの背骨は横から見るとスーッと真っ直ぐです。    

これを“フラットバック”といいます。                                          

                                                                                                                   

実は側弯症のそもそもの始まりがこの“フラットバック”といわれています。いわゆる側弯に進んでいく兆候なようなものです。                          

赤ちゃん→幼児期→学童期と進んでいく上で、普通に育っていたと思っていたら、いくら食べさせてもあまり太らず痩せ型で、背骨はスッと真っ直ぐで姿勢がきれい・・・と思っていたけど・・・・・実は側弯の始まりだったかもしれません。                                           

脅すわけではありませんが、側弯の出来上がり方には曲がる順序のパターンがあります。                                            

それが、まず縦の真っ直ぐ過ぎの変化なのです。                            

                                                                                                                     

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どうして?我が子が側弯症

2021.09.10 | Category: 側弯症

側弯症のご本人というより、側弯症と言われてしまったお子様をお持ちの親御さんに向けての記事になります。                                   

                                                                                  

健康で、元気で、今のところ何一つ問題がない・・・と思っていたあなたのお子様が、                                           

                                                                                    

ある日、何の心配もしていなかった学校の健康診断で、側弯を指摘されて帰ってきた・・・。                                           

                                                                                     

                                                                                      

「えっ、どういうこと?」

「側弯ってなに?」

「なにか大変な病気か何かなの?」                                    

                                                                                        

と、突然のことにびっくりしてしまう・・・

結構こんなパターンが多いかもしれません。

そして指定された通り、近所の整形外科に行って、レントゲン写真を撮ったりして、でも                                           

「しばらく様子を見て行きましょう・・・」とお医者さまに言われて、経過観察に。                                         

                                                                                           

そして、ネットや本で、側弯症を調べたりして、余計に不安になったり・・・                                        

ここでは、そのような不安にお応えするために、しばらく側弯症っていったい何なの?ということをわかりやすく解説していきます。少しずつですが。                

                                                                                           

まず、側弯症といってもいろいろなケースがあります。

大人が突然なるようなものもあれば、先天的に生まれた時からというのもあります。ここでは学童期後半~思春期にかけて発覚しやすい側弯症について解説していきます。                                         

これらの多くは「特発性側弯症」という名前になります。

特発性とはイコール原因不明という意味です。すなわち原因不明の側弯症という意味になります。

よくわからんのです!

なぜ特段原因となるようなものがないのに、ある日を境に背骨がどんどん曲がり捻じれていく・・・。                                    

                                                                                          

もちろん、これまでの研究によりいくつかの仮設はありますが、まだ決め手がありません。                                            

たとえば「もしかして親である私たちのせい?」とか遺伝的な何かを心配される親御さんも多いかと思います。                                

でも、ある特定の遺伝子が子供に受け継がれて発症してしまう、というわけではないようです。

ただし一卵性双生児の場合の73%が二人とも側弯症になり、二卵性双生児だと36%がなるというデータもありますので、何かしらの遺伝素因はあると考えられています。また家族や親族に側弯症の人がいる場合は、やや多い傾向にあります。遺伝病ではありませんが、たとえば背の高い親から100%背の高い子供が生まれるわけではなく、低い子も普通に生まれることもあるわけで、でも比較的高い子の方が多いかも、くらいのものと同じです。                           

                                                                                            

ですので、まず親御さんたちは「自分たちのせいか?」とか気に病むことはありません。あくまでよくわからない原因によってそうなった、というだけなので、家族一丸となって前を向いて改善に向けて進んでいきましょう!                   

                                                                                                   

         



                                                                                        


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側弯症 大切なこと

2021.09.04 | Category: 側弯症

前回、側弯症と向き合っていく上で、最大の障壁となる

お子様本人の「意識付け」

について説明させていただきましたが、最大の障壁=大切な部分、と言い換えることもできます。

すなわち、側弯症と向き合っていく上で大切なこと、その一としてまず

「意識付け」

ということです。                                               

                                                                                                                     

では、その二はと言うと・・・                                   

                                                                                                                     

「家族のサポート」                                         

です。

まあ、今の世の中、「家族」と言っても様々な形があるかと思うので、一概には言えませんが、要はお子様本人とお医者様、そして私たち療法家だけでは難しい、ということです。                                   

                                                                                                                      

例えば、日常における姿勢の注意、あるいはトレーニングなど、お子様に説明して、「毎日やってください」と言っても、まず100%続きません。

理解するしないに関わらず、そもそも子供にとってそれは面白いものでもないし、面倒くさいし、できればやりたくないものです。

例えば、サッカー少年が黙々とシュート練習をしたり、野球少年がバットの素振りを毎日続けたりできるのは、それ自体に面白味があまりなくても、上手くなるという目的がはっきりしていて、その夢に向かって地道に努力する意味を理解しているからできるのです。

側弯症の場合は、残念ながらそんなにポジティブなものではなく、どちらかと言えばマイナスから始まるネガティブ傾向なものです。本人の意識がよほど高くなければ、なかなかモチベーションを形成することはできません。                 

                                                                                                           

そこで必要なのが、周りのサポートです。

特に家族をはじめとした、本人と一緒に過ごす時間の一番長い人のサポートです。一番時間が長い、と言っても、それが学校の先生や友達では、多少のサポートには関われるかもしれませんが、あまり多くを頼むことは難しいと思います。

そうすると、やはり家族あるいは保護者なのです。                   

                                                                                                                      

側弯症と向き合うことは、とても長い道のりであり、かつ四六時中のサポートがベストなのです。

特に本人に、正しい理解と強い意識付けができるまでは、細やかなサポートが必要です。                                     

逆に本人にその意識が形成されたなら、後は本人が自走できるようになるので、少しサポートの手を緩めることも可能となります。                       

                                                                                                                       

サポートと言っても、そんなに難しいものではありません。

悪い姿勢習慣を直すために、日々よく観察し、悪かったら注意し続ける、とか長時間の勉強やゲームやスマホいじりやTV視聴などは、いくら姿勢を気をつけても限度がありますので、合間の休憩や軽い運動などへの誘導をしたり。

そして、もし側弯症トレーニングなど積極的なメニューを取り入れたならば、それを一緒に行い、正しく行えているかをチェックしたり、など・・・

これらを毎日サポートしながら、習慣化させていきます。                     

                                                                                                                       

恐らく、本人と自分たち保護者との温度差や、いくら言っても本人に真剣みがない、とか様々な問題に見舞われるでしょうが、とにかくやり続ける道筋をつけなければなりません。

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側弯症 最大の障壁

2021.08.27 | Category: 側弯症

側弯症の進行STOP!改善CHALLENGE!のために、日常生活における姿勢アドバイス、側弯症トレーニングを推奨しておりますが、

                                                                           

これらを行うに当たって、最大の障壁は何だと思いますか?

                                                                                    

・・・                                                                  

                                                                                          

・・・・・                                               

                                                                                                      

・・・それは、本人の意識付けです!                                          

                                                                                                            

特発性側弯症の場合、多くは学童期後半~思春期というまだまだ側弯症への理解が覚束ない世代に多く見られるものです。

しかも、たいていはCobb角25°以下の「経過観察」なので、本人にとっては痛みも特に感じていないし、背骨の曲がりもほとんど意識できない状態です。                     

                                                                                                               

そんな中、親御さんだけが心配し、それに対応する私たちも真剣なのですが、本人だけが「ポカン」状態。

自分がいったい何のためにここに来て診察を受けているのか、何でこんなことをしなければならないのか、わからない、というか深く考えようとしないことがとても多いです。                                          

                                                                                                                  

まあ、お子さんにあまり深刻になられて沈み込まれてしまうのも本意ではありませんが、やはりなぜここに来たのか、その理由くらいはわかっていてもらいたいものです。                                          

                                                                                                                  

なぜかというと、理由は2つあります。

まず1つ目は、姿勢にしろ、トレーニングにせよ、継続しなければ効果が現れません。すなわち、毎日毎日・・・地道にやり続けることが重要なのです。

それには中々にしっかりとしたモチベーションが必要で、これがなくてはとてもじゃありませんが続けることはできません。

そのモチベーションには、自分の側弯に対する正しい理解と、

「良くなりたい!」という強い希望が必要なのです。                      

                                                                                                                       

2つ目は、姿勢やトレーニングにおいて、自分の背骨がどちらの方向にどのくらい曲がり捻じれているのか?その大まかなイメージを自分が把握していることがとても大事な条件になっているからです。                               

                                                                                                                           

そのイメージをもとに、

「こっちにこう曲がっているので、こっちに傾かないようにしよう」とか、

「こっちまわりに捻じれているので、反対まわりの動きを心がけよう」とか、

「この曲がりが真っ直ぐになるように呼吸をしよう」などの意識を用いた姿勢調整やトレーニングが習慣づけられます。

当院でも、初回の問診時に、まずは本人に自分の背骨のイメージを絵で描いてもらうようにしています。それによってだいたいこの子が、どのくらい側弯について理解しているかが一目でわかります。                            

                                                                                                                                 

この時点では、たいていのお子さんがあまり正確には理解していないことが多いです。(はっきり言ってかなりショボい絵しか描けない子がほとんどです)

そこから、レントゲン写真を確認し、姿勢をチェックした私たちが、正確な背骨の状態を絵で描いて説明し、イメージを構築していきます。                                    

                                                                                                                              

単なる思い込みの様に思われるかもしれませんが、人間の意識というものは想像以上に大きな力を持っているようで、意識するとしないとではまったく違った結果になってしまうほどです。                                   

                                                                                                                                   

ですから、当の本人であるお子様たちには、何が何でも意識してほしいのです。が、これが実は一番難しい・・・。ガミガミ言えばプイっとソッポを向かれてしまったり、反抗されたりします。かと言って甘やかしてしまうと、果てしなくエスカレートして仕舞いにはやらなくなってしまいます。                                                                

                                                                                                                                   

まさに最初に訪れる最大の障壁です。                              

いい結果を出すには、まずはこの最初の障壁を乗り越えなければなりません。

どうお子様に理解してもらい、真剣に取り組んでもらえるか?手を変え品を変えうまいこと信頼関係を結んでいく・・・。                                 

本当に大人とは違った難しさです。                                   

                                                                                                                                   

                                                                                                                                   

                                                 

                                                

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側弯症?と不安に思ったら

2021.08.20 | Category: きままブログ,側弯症

お子様の通われる小学校の健康診断で、毎年ではないかもしれませんが、

「脊柱および胸郭の疾病・異常の有無」という検査項目があります。

医師が背骨の曲がり具合、胸郭の形状などに異常がないか確認し、さらに前屈した時の背中の盛り上がり方に左右差がないか?をチェックする簡単なものです。                                          

                                                                                        

そのときに、背骨が明らかに真っ直ぐではなく、どちらかに傾いていたり、肩の高さや腰の位置が左右違っていたり、そして前屈したときに背中のちょうど肩甲骨当たりの部分の高さが左右違っていたりすると、

「要精査」扱いになり、整形外科等への受診を勧められます。

これがいわゆる学童期後半~思春期にしばしばみられる特発性側弯症の可能性を示唆しています。                                                 

                                                                                          

この時点でそのような指摘をされても、多くは何の痛みも症状もないので、親の心配をよそに子供はケロッとしていてほぼ他人事状態のことが多いかもしれません。病院に連れて行っても当の本人は、何をしに来たのか???わからないまま診察を受ける・・・なんてことも。                      

                                                                                            

そしてレントゲンを撮って、背骨の形状がハッキリと見て取れ、そこから

Cobb角というものが算出されます。背骨の曲がり具合を表す角度とお考え下さい。(詳しくはググってね)

そのCobb角が10°以上のものを側弯と定義しますが、現在の診断基準ですと、

25°未満までは、「経過観察」ということになり、定期的に通院するだけになります。

細かく言うと、すべてが特発性側弯症というわけではなく、姿勢性だったり、習慣性だったり、あるいは先天性だったり、いろいろなケースがありますが、曲がり方捻じれ方などに違いがありますので、その診断はもちろん医師が行います。

例えば姿勢性や習慣性なのであれば、それを改善していけば自然と良くなっていくことが考えられます。

ここでは、そういうものではなく特発性側弯症についてのみ触れていきます。

                                                                                                  

そして、今回はこの「経過観察」を言い渡されてしまったケースに対する考え方を述べていきます。

「経過観察」で「まあ大したことなくて慌てることもなさそうだ」とホッとされる方と、「このまま放っておいていいものだろうか?この子は普段から姿勢が悪いからどんどん曲がってしまうのでは」と心配される方など、いろいろいらっしゃるかと思いますが、

まずは「経過観察!」慌てずしっかりとお子様の生活習慣等を見直してみましょう。

そう、まずは「観察」です。親のできることはコレです!

経過観察=放置

ではないのです。

                                                                                                     

それでは、何を観察するのか?

普段のお子様の、朝起きてから、夜寝るまでの・・・いや、寝相さえも含めて、どのような姿勢でいるかよく観察してください。ご飯を食べるとき、TVを観るとき、ゲームをするとき、歩くとき、カバンを持つとき、運動をするとき・・・

これらすべての中に、側弯を進行させてしまう悪条件がないかどうかチェックします。ここで勘違いしないでほしいのは、もし悪い姿勢があったとしても、それ自体が側弯の原因ではないということ。

原因は基本的には、謎です。

ただ力学的に、そのような姿勢を習慣化してしまうと、より強く曲がり捻じれる方に行ってしまうよ、という部分はあります。

地球には重力がありますよね。その真下へ向く重力を、背骨を悪い方向へ曲げてしまうような方向に重ね合わせてしまうと、やはり影響はあります。

そういうことに気をつけて、普段からリスクのある姿勢をしないように、

普段から重力に負けずに、いい方向に負荷を逃がすように、意識付けが重要です。

                                                                                                       

まずは、この「経過観察」期間、最低これだけは行いましょう。

どういう姿勢をしたらいいのか?細かいことは当院にてお教えいたします。

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側弯症 やってはいけない!②

2021.08.16 | Category: 側弯症

側弯症、特に特発性側弯症についての提言、その2です。

その1は、

「決して放置はしないように!」

でしたね。

「経過観察」や「様子見」は、鵜呑みせず、貴重な時間を無為に過ごさぬよう、あらゆる手を尽くすべきです。

そして、その2は・・・

「レントゲンも確認しないような所での施術は避けましょう!」

特発性側弯症は、基本原因不明です。                       すなわち、なぜそうなってしまうのか?よく分からない・・・         そう、これだけ発達した現代医学においても未だによくわからない・・・。

つまり・・・難しいんです!

側弯って、ただ背骨が横に曲がっているわけではないのです。

なので、単純に曲がっている方と反対側に治そうとしてもダメなのです。そんなことをしたら逆効果や悪化を招きかねません。

側弯は、とても複雑で難しいのです!

背骨のどこが、どの方向に、どのくらい曲がり、どのくらい捻じれ、どのくらいつぶれ・・・とにかく情報は可能な限りたくさん必要。

勘でどうにかなるレベルのものではありません。

経験則でどうにかなるレベルのものでもありません。

さらには、背骨だけではなく、頭の位置、首の位置、嚙み合わせ、骨盤、鎖骨や肩甲骨、股関節、膝、果ては足首、足先までの情報が必要です。

またスポーツ歴や生活歴などの情報、遺伝的傾向の情報等々、

これらを問診、検査しながら、何をするべきか緻密に決定していきます。

その中で、もっとも多くの情報が詰まっているものは、

レントゲン写真です。

最低限、これが無いことには何も始めることはできません。

当院は、病院ではありませんので、レントゲン撮影は出来ません。

ですので、あらかじめ然るべき医療機関を受診し、レントゲンを撮っていただくことになります。

そのデータをいただくか、スマホで撮影したものでも構わないので、とにかく背骨のレントゲン写真を確認する必要があります。(できれば後ろから見たもの)

それを基に、トレーニング処方をします。

もし、レントゲン写真の確認もせずに側弯の施術をするとなれば、

これはもう、100%ヤマカン施術か?

少しだけ側弯症の施術法をかじった人が、見よう見まねでやり方だけなぞっているだけか、

あるいは、真のゴッドハンドか、超能力者か、神か、仙人か、魔法使いか、といったところでしょう。見ずともわかる・・・触れれば治る・・・といった世界の話ですね。(こんな人に出会いたいですが)

とにかく奇跡的な能力をお持ちでない限りは、レントゲンの確認もせずにやってしまう人は、絶対に偽物です!

良くなる保障は限りなく0!

何の効果もない可能性は99%!

かえって悪くなるリスクも大!

ヒジョーに危険です!

と、これだけは申し上げさせていただきました。

どうぞ安易に間違った選択をしませぬ様ご注意ください。

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側弯症にメラトニン!?

2018.01.23 | Category: 健康,側弯症,骨盤調整

みなさん、こんにちは。

 

 

宮町鍼灸整骨院 院長のおしょーブタです。

 

 

 

思春期あたりに原因もよくわからず発症する特発性側弯症の発生メカニズムの仮説として、

 

 

 

「メラトニンの欠乏」というのがあるのをご存知でしょうか?

 

 

メラトニンは、脳の松果体という器官で合成・分泌されるホルモンです。

 

 

メラニンじゃないですよ、メ・ラ・ト・ニ・ンです。

 

 

 

このホルモンの名前を耳にしたことがある方は多いと思います。

 

 

 

一番有名なのは、生体の生物時計に働きかけ、睡眠と覚醒が交互に現れる概日リズム(サーカディアンリズム)を調節する働きがあることですね。

 

 

海外旅行に行って、時差ボケが起きてしまったときに、このメラトニンを服用することで、ずれてしまった朝・晩のリズムを調整したりしますよね。

 

 

そのほか、老化防止や免疫力増加などの働きもあるそうです。

 

 

 

・・・そんなメラトニンが、特発性側弯症に効く!?

 

 

ホ、ホントでしょうか!?

 

 

 

残念ながら、これはまだ仮説のお話。でもすでに治験は行われていて効果は認められているそうです。

 

 

 

動物実験でも、ヒヨコの松果体を摘出すると、100%側弯症を発症してしまうそうですが、そのヒヨコにメラトニンを投与すると、側弯の進行が止まるそうです。

 

でもマウスだとそうはならない!

 

これは二足歩行と四足歩行の背骨にかかる負荷の違いからでしょうかね?

 

 

背骨にメラトニンの受容体(レセプター)があり、成長に大きくかかわっているのだそう。

 

 

思春期あたりは、激しい成長期ゆえにいろいろバランスを崩しがち。

一時的にメラトニンの合成あるいは代謝障害が起こってしまうことも可能性として十分考えられます。

 

実際、年間10°以上の進行が見られた側弯症のグループでは夜間血中メラトニン量が35%減少していたデータもあります。

 

その結果、側弯症が発症する・・・。

 

 

あるかもしれません! 

 

 

早急な研究の結果が待ち遠しいところですね。

 

 

 

 

おしょー

 

当院へのアクセス情報

宮町鍼灸整骨院

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