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スポーツによる膝痛 理学検査と画像診断

2015.10.15 | Category: きままブログ,スポーツ,柔道整復,鍼灸

【患者情報】 十代 女性 運動部に所属

【主訴】  右膝の痛み

【現病歴】 膝に違和感を覚えるもチーム練習を続行。
2日後の練習から監督からの指示を受ける際や、ミーティングなど、
直立姿勢も辛くなり、単純なボールを蹴る動作も嫌になる程の痛みにかわる。
怪我は慣れたもので、帰宅後のアイシング等はしっかり行うも、
練習は休まず気力で行う。

【本症状の初検時の状態】 
新人戦でスタメン予定なのでとにかく右膝を何とかしてほしい。
完全伸展・完全屈曲が痛くて出来ない(したくない)。
角度計が無かった為目測で
伸展 AROM 10°  屈曲 AROM100°
PROM 5~10°     PROM100~120°
痛みを無視すれば   0°    130°
自覚するのは膝の外側が痛い。

圧痛部位 内側(-) 前面の膝蓋靭帯及び脂肪体周辺 (-)
外側(+) 外側裂隙周辺が特に痛む。
やせ型であるためパッと見た感じでも膝に腫れがある。
発生機序として、明らかにこの瞬間に痛めたという記憶はない。
しかし練習時に夢中になって気づかずに打撲による痣が出来ている事も多々あるため今回も記憶にないだけの可能性もある。

【スペシャルテスト】 膝蓋跳動(+)
膝蓋骨圧迫テスト(やや外側に違和感を誘発)
膝蓋骨叩打、脛骨・腓骨パーカッション(-)
前方引き出し(-) ラックマンテスト(-)
後方引き出し(擬陽性)患者に違和感誘発と僅かにサグサインがある。
内反ストレス 伸展時(-) 30°(-)少し痛みは出る。姿位のためか。
外反ストレス 伸展時(+) 30°(-)何回か行うと必ず再現されるわけではない。
           ↳外側裂隙付近に痛み。
ステインマンテスト(-)内旋し完全屈曲時から伸展する際に内側にクリック音
は出るが痛み等の誘発は無い。
マックマレーテスト 股関節内旋時〈(-)違和感程度の誘発〉 外旋時(-)
バウンスホームテスト (+)
アプレーテストは手技の中にてやってみたが、正確な反応は見られなかった。

【結論・治療計画】理学検査から、膝の捻挫による軟部組織の損傷
特に、外側半月と後十字靭帯の損傷が怪しいと伝え、炎症による腫れが出ている。
半月板にしては、発生機序及びスペシャルテストの再現が完全ではないので軽度
であることを願い、可能な限り炎症を抑える努力を行い、
続けて来院することを条件に出場はやむなしと判断。
時間が取れ次第、病院での精査を行うことにした。

【日常生活での指導内容】当日から3日間は練習直後の湿布、帰宅後のアイシングと入浴後のアイシング、
サポーターもしくはテーピングでの補助を行っての練習をすること。

【施術内容】 1回目 前回までの症状から下半身のほぐし、膝の患部へのアプローチは
MCRによる腫れへの治療(swelling パッドで)、PSTによる四頭筋の緊張緩和
牽引、AKA、による関節面の隙間を広げ、動きを滑らかにする。
テーピング 四頭筋の補助テープ・螺旋状に安定させるテープ

2回目 痛みをこらえて大会出場し終了に来院。
外側から後面にかけて痛みがある。痛みのレベルは変わらず。
痛む場所が漠然としている。
MCR、下半身の手技、PST、キネシオ 腸脛靭帯系として治療

3回目 再度理学検査を実施。
外側半月かとも思ったが、膝窩筋へのアプローチ。
下半身の手技 鍼(パルス治療)、干渉波

4回目 下半身手技、鍼(MCR通電)により腫れ、膝窩筋へもアプローチ
初検時の跳動は無くなり腫れもなくなったが痛みのレベルは僅かによくなる程度で、
著効は見られず。病院へ行くべきか行かないか相談を受ける。
行くとしたら東北整形の前田先生(ベガルタチームドクター)に診てもらいたい。
丁度良く明日が外来を担当する日との事。いくなら授業終了後を予定。
紹介状発行
患者さんの了解を得て東北整形で診察立ち合い。

5回目 前日にに東北整形外科にて精査し来院。
X-Pは問題なし。
MRIの結果以下のように診断を受ける。
診断:①右脛骨外側顆骨挫傷※1
   ②右膝陳旧性後十字靭帯損傷※2
想像した半月板に関しては問題ない模様で、2週間程度のレベルを落とした運動にて
自然に治癒する。もし痛みが引かない場合にはまた来院するようにとの説明を受ける。
 下半身の手技、お灸(髄会の絶骨、骨会の大杼、膝周囲のツボに)

6回目 痛みはあるが運動は行える程度。
治療は5回目の時と同様に行う。

7回目 膝の痛みはほぼ寛解。
例のごとく足関節の痛みが酷くなり、そちらをメインに治療を行う。

【まとめ】酷さの割には発生機序が不明確だったので、問診やスペシャルテストを
丁寧に行った。しかし本症状の初検時から3名の術者が診て3様の答えが出てしまう
    整骨院レベルでは判断し難い症例だったが、重傷かもしれない中で可能な限り選手の希望に沿うように整骨院・病院の連携により
    効果的に治療が出来また、時間外ではあったもののその日のうちにMRIの撮影を行ってもらえたので、早期復帰に貢献できた。

※1 骨挫傷とは:骨軟骨骨折や顆部骨折とは異なり、骨髄のみに異常所見を示すことがYaoら(1988)やMink(1989)によって明らかにされた。これはMRIでのみ診断できる骨傷であり、Minkらは骨挫傷と定義している。MRIでのみ描出できる骨髄の損傷で、骨髄内の骨梁の微小骨折、出血、浮腫を現す。この病変は骨端部または一部は骨幹端部にまで及ぶ骨髄内に、T1強調画像で低信号、T2強調画像で高信号に描出でき、軟骨下骨板と連続したあるいはやや離れた部位の地図状陰影として観察できる。(骨内骨折) 骨折脱臼 改訂2版より引用 
一般的骨折・不全骨折は線状に陰影が映るのに対して、骨挫傷の場合は地図様(影)のように映る。
フィギュアスケートの高橋大輔選手も罹患し、グランプリファイナル欠場。
日本ハムの中田翔選手は死球を受けた際に、骨挫傷を罹患している。
    
正常なMRI画像               ↑の部分が骨内の挫傷部位。陰影として映っている。

※2 陳旧性後十字靭帯損傷とは:陳旧性(古くからの)後十字靭帯損傷。今回の症例では損傷により本来の太さではなく、伸びて細くなってしまっている。
下の図は本症例に類似したMRI画像

a.正常なMRI画像         b.細く伸びてしまった状態

足首の捻挫によって来院された患者様の一例

2015.07.01 | Category: スポーツ,健康,柔道整復

【患者情報】
十代 女性 運動部に所属
運動中に足首を捻ってしまったと言って来院されました。
受傷から10~15分という、異例のスピード来院で、当院での最短記録に近い来院でした。
当院へは以前から来院されている患者さんで、始めて来院する際のドキドキ感・不安感は無かったはずです。
社会歴もある程度つかめており、通常ならば来院されないような時間に来院されました。

【問診・診察】
今回も扉を開けた時点から視診がスタートし、状況を確認していくわけですが、
捻挫の場合まずは歩行可能か?という点が大きな情報です。
よって、来院されたときに何で来たのか(歩いてきたのか、誰かに支えられてきたのかなど)重要になります。
↳今回は自分で自転車をこいで来院されました。

ベッドの方へ誘導した際にも歩行しており、診察に入ったわけですが、
表情は硬く、恐らく一度泣いてしまったような顔つきでした。
女の子の場合や運動レベルの高い選手は精神的な動揺からの涙と、
本当に痛みの苦痛からの涙というのも見分けながら診察が必要です。

緊張を取るようにくだらない話題も交えながら話を聞いていくと、当初はびっくりするほど痛かったが、
何より大会目前の怪我に動揺して涙したとの事でした。

実際に検査を行っていく前にまずは発生機序といって、単に捻ったといっても、

『どのような状況からどういう力がかかり、どう捻ったのか』

細かく聞くことが何よりも重要になります。
運動選手ではやや動揺がある場合に怪我をした状況を覚えていなかったり、
あまりにも一瞬の出来事で選手自身も何が起こったか分からなかったりすることも多々あります。

そんな場合は、直前の動作から何をしようとしてアクシデントが起こったのか順を追って覚えている瞬間まで聞き出します。

これにより本来損傷を受ける場所の推測と、損傷の範囲による酷さがはっきり表れます。

単にこっちに捻ったと言われるだけでは、どこにどれだけの力がかかったのか分からないので見落としの原因にもつながります。
しっかり話を聞いてくれる先生というのは、煩わしいと思わないでくださいね。

実際の写真です。

受傷直後だったのもありますが目立った腫脹や内出血はありません。
歩行可能だった点も考えれば軽傷で大会が近いための精神的動揺の可能性も考えられます。
考えられる怪我は
・一般的な外側の靭帯の損傷(経度~中等度)
・外側及び内側の靭帯まで複合した損傷(重度)
・靭帯損傷のみならず骨折まで及んでいる
・その他組織の損傷

本人も一瞬のことで覚えていなかったのですが、怪我をした動作の直前から動きを聞き出し推測すると、

着地した際にそのまま崩れこみ、一般的な足の裏が内側を向く、内返し捻挫に近いが、実際は足首を軸に内側に捻じれた形になります。

診察をすすめていくと自己申告する痛みの部位も、一般的に痛める外くるぶしの周囲だけでなく、
内くるぶしのやや上にも圧痛部位が認められます。
また、介達痛といって痛い部分から少し離れたところを叩いて衝撃を与えた際に患部が痛む症状も診られました。

内くるぶしの上には靭帯組織等は無く骨が触れる部位です。

骨折の徴候は①疼痛②腫脹③熱感④機能障害の症状に⑤異常可動性⑥軋轢音⑦転移と変形が固有症状になります。

介達痛も骨折の可能性を疑わせる症状で、今回は⑤⑥⑦ははっきりと診られなかったものの怪我の発生起点から骨折の可能性(亀裂程度)はあると判断しました。 

【施術と対応】
転移や変形はみられなかったので、オルソグラスというギプスの一種にて簡易固定し、病院への搬送手続きを行いました。
先に述べた通り自転車にて自力で来院されたという点と、自宅が近所ではなく親御さんを待っている時間が無い点を考慮して当院のスタッフが車を出して搬送しました。
当初は、近くの整形外科へ連れて行こうと考えましたが、予め電話にて問い合わせを行った結果受け入れを拒否されてしまい、救急指定の医院へ搬送しました。

【診断結果】
・脛骨内側果骨折
実際の図です。
                 

内果に垂直方向の骨折線が入っているのが見て取れます。
通常このような骨折の場合痛みも尋常ではなく、他の所見もはっきりと表れていい状況です。

自立歩行が可能・安静時痛がみられないという点・腫脹や出血斑が出ないという点から思いもよらない結果でした。

その後別医院にて、今後の競技日程・レベルからオペによる固定が必要と判断され、後日オペが行なわれました。
手術前にお見舞いに行くと「怪我をしたのがウソのように痛みが無く、誤診ではないか?と思うような状況」と言っていたのには本当に驚かされました。
患者さまの主観だけで油断をせず、患部以外も含めた視診・発生機序の細かい聴取が功を奏した一例となりました。

足部の痛み。必死に練習を行った際の悲劇

2015.06.10 | Category: スポーツ,柔道整復,鍼灸

バドミントン部 高校3年生 男 
身長約178㎝ 体重60㎏
やせ型
競技レベル (県大会のシード権を持つ選手)

主訴 右足部の痛み

3/5 ♯1 2/28日の練習から右足背部に痛みを覚え、3/5からは足を床につけることも痛くて、つきたくないほどになる。

                           

 

圧痛点はリスフラン関節及び第4中足骨に認められ、
軸圧・牽引痛があり、指を動かす伸筋腱もはっきりしない腫れが認められた。
リスフラン関節の捻挫及び中足骨の疲労骨折も考えられたため、病院にてXPの精査を勧めた。
当日の処置は①アイシング&マイクロカレント通電②下肢筋緊張を取るように手技療法③疼痛緩和のための鍼通電療法を行った。

3/6 ♯2  病院へは行かずに翌日も練習後に来院。
      症状は目立った変化なし。

3/17 ♯3 当院へ来院。痛みがあってもラストシーズンの為、折れるまで休みは認めないという監督の意向で練習を強行。
症状はかわらず、痛む部位は以下の通り。
負担の強い合宿前に精査を行って欲しく当初はスポーツ整形外科もあり飛び込み受診可の医療法人松田会 松田病院を紹介する。
施術は①マイクロカレント通電②手技療法③鍼通電療法

3/18 ♯4  施術は①マイクロカレント②筋緊張緩和の手技療法③東洋医学の観点から見た患部以外での骨に関するツボへの施灸を行う。
保護者と一緒に来院されたので、再度松田病院もしくは町中にあり通いやすい国家公務員共済組合連合会 公済病院での精査を勧める。
公済病院は医療機関からの紹介状による完全予約制になっており、希望する場合は直接受診でなく医療機関からの予約を取る必要があるので
かかりつけ医に相談をしてみるように伝えた。家が太白区なので泉区の松田病院までは継続して通えないとなる。
保護者がとりあえず近くの病院へ連れていき、要精密検査となればまた相談するという事になる。

3/19     悔いなく最後の大会を迎えてほしい想いがあり、春休み中のこの時期に一度精査を行わせたく、
本人も通いやすく足部に明るい先生のいる病院で検査をするために、以前別の患者様でお世話になった
国家公務員共済組合連合会 東北公済病院へ当院から問い合わせを行った結果、
当院からでも紹介手続きを行うことが出来るということで、紹介状を発行する運びとなる。
       スポーツに明るい先生にお願いしたい旨を伝える。

       岸本光司先生(足部専門・ベガルタチームドクター)が担当することになり、
       火曜及び第2第4金曜日担当ということで、一番近い24日(火)を患者様に確認の連絡を入れた後に予約を入れる。
       しかし、学校が終業式で休ませられないと学校サイドから通達を受け、31日(火)に変更。
  ♯5    同日練習後に来院。症状は少し腫れが引き疼痛もプレー中は忘れられるくらいに改善。
       痛みはあるが練習は出来るので病院へ行くのもためらう程になった。しかし大会直前にリタイヤすることの無いように
       病院を受診することになる。当日の施術はマイクロカレントをプローブにてかける。東洋医学的な観点から骨に関するツボへの鍼による施術。

3/31    27日~30日に校内の合宿が始まり気力で参加する。        
       国家公務員共済組合連合会 東北公済病院を受診。宮町スタッフ和田も診察に立ち合い。
      担当医 岸本光司先生
      XPにて診断を受ける。 傷病名 第4中足骨頸部疲労骨折。
                    
      同日、傷病の度合いを診るためにCTも撮影し結果もその日に聞く。
                        

           

      →通常は仮骨形成によって疲労骨折が判明するところだが、CTの結果、第4中足骨の小指側が半分ほど空洞になっており、紙一重でつながっている状況が判明。
      頸部の為、ボルトを入れるにも単に打ち込むことが出来ないので、最悪の場合に関節面を傷つける形のオペになる※1ため、可能な限り保存療法での完治を目指す旨の説明を受ける。
      出来れば骨シンチグラフィを行うとより鮮明に分かるところだが、公済病院には無いため、4/2にMRIの検査を行い、3日に状況の説明及び今後の治療計画を検討することになる。

4/3    検査結果を聞く&インソールの採寸の為東北公済病院を受診。和田立ち合い。
     保護者と共に病状を聞いた結果、MRIの状況を確認すると本来炎症反応が映るべきところに映っておらず、治癒に向けた反応がみられないので、このまま経過を観て変化が無い場合には骨移植によるオペになると説明を受ける。
                          

骨移植となった場合、他の骨から部分的に切り取り、患部へ移植することになる。そうなった場合は最も近い24日の選手権はおろか高校生活最後の高総体も出場できないまま引退となりうる。インソールの作成が17日に完了し、その時まで絶対安静とし再度XPを撮影し判断することになる。24日に高総体の予選を兼ねた選手権大会が開かれるが、監督は是が非でも出場させる意向である事を聞き、保護者や選手からはうまく病状を説明できないという事で、部活の監督へ患者さんの病態の現状を説明しに行った。
     結果、無理をして総体への出場断念となるのを回避すべく選手権は棄権することとなる。

4/4 ♯6 東北公済病院の岸本先生から承諾を得て、当院で経過を観て検査を受けに行く形となり施術を行った。
     マイクロカレント通電、手技療法による下肢の血流促進、鍼灸による体質的なアプローチ(骨に関するツボへの)4/5・4/6・4/12と同様の施術を行った。

4/17   東北公済病院にてインソールのチェック及び状況の確認。スタッフ和田立ち合い。
     レントゲン撮影の結果、当初空洞化していた場所が石灰化してきており、このままいけばオペの必要なく、運動もインソールを装着して少しずつ可能の判断を受ける。

4/24 再度東北公済病院を受診。レントゲン撮影の結果ほぼ完璧にくっついたと言っていい状況まで回復。

4月24日にも総体前の予選大会があったが棄権し、総体のみに照準を絞って治療を行った。
欲を言えば、エントリーだけでもしておけばこの大会にも間に合った結果となったが、ダブルスの試合の場合ペアを組んだ選手に、間に合わなかった場合の影響を考え苦渋の選択で本戦一本とした。
病院での確定診断・及び手術検討からおおよそ3週間でほぼ完治となった。

一次は手術し選手生命を考えなければならない程の状況から回復し、高校生活最後の大会へ間に合わせ皆と涙を分かち合うことが出来た印象深い症例となった。

※1今回の怪我をした中足骨は骨の形状から頸部・骨幹部・基部に分けられる。
本来は下図の通り体部の骨折が多く、オペも行いやすいが、頸部の場合ビスを打ち込むにも関節面に近く選手生命を考えると非常に厄介な部位を怪我してしまった。
図1
中足骨の疲労骨折
・どのような疾患か?
ランナーや陸軍歩兵など繰り返される荷重負荷が足部にかかると発症し、本来最も頻度が高いのは第2中足骨である。ランニング時に最も大きな曲げ力と剪断力がかかるためである。
通常は骨幹部に発生するが、バレエダンサーなどは基部に発生することが多い。
・診断
受傷直後はレントゲン撮影でも正常像を示すが、受傷から2週間以上経過すると骨硬化像や骨膜反応がみられる。初期での判断は骨スキャンやMRI STIR等によって判断される。
・治療
通常は単下肢ギプス固定、単下肢装具固定などの保存療法により6~8週で骨癒合が得られる。
保存療法無効例や骨折部の転移が大きい例では手術を行う。
図1の通り。

ネイマール選手が・・・

2014.07.07 | Category: スポーツ,柔道整復

おばんですー! しーちゃんです!

 

 

基本的にサッカーの事はあまり知らないので、

今回のワールドカップもちゃんと見ずに終わってしまったのですが、

 

ニュースを見てびっくり!!!

 

ネイマール選手が骨折で大会にでれないだとぉぉぉぉ!?!?!

 

 

で、どこを骨折したのさ!!!???

って調べたら

 

第三腰椎!!!!!

 

そりゃ全部欠場ですわ!

 

 

 

第三腰椎ってどこにあるの?

 

って聞かれると思いまして。

簡単に言うと腰の部分の骨なんですが、

 

腰の骨が五個あるうちのちょうど真ん中の3番目。

主に身体を捻ったりするときに一番動く骨です。

 

 

脊椎の中には脊髄という体にとって大事な神経が通っていて

脊椎が骨折や脱臼などで損傷して

脊髄を圧迫してしまうと大変な事態になります。

 

首の骨なら首から下にある四肢や体幹が感覚が無くなったり、動かなくなるかもしれないし

胸の骨なら下半身が感覚が無くなったり、動かなくなるかもしれないし

腰の骨なら下肢が感覚が無くなったり、動かなくなるかもしれないし・・・

 

スポーツ選手のみならず、全人類にとってとても大事な部分!

 

 

だから整骨院ではいつも患者さんに

「自分で首の骨を鳴らしたりとかしないでくださいね~」

と言っているのです。

軽い気持ちで考えているかもしれないけど、

自分で首の骨を鳴らしまくっていて

突如首から下が動かなくなった人がいるのです。

 

だから忠告しているのです。

 

 

 

さて、話はそれましたが、

 

第三腰椎は

 

身体を捻る以外に何があるのかというと、

他にも泌尿器を司っている神経が通っているので

腎臓や膀胱などにも影響が出てくる可能性があります。

 

 

ネイマール選手はそれほど重症では無いみたいですが、

三か月くらいはコルセットを装着して保存療法が行われるとのこと。

 

コルセットを外して、リハビリを行い、

身体をちゃんと捻れるようになるといいですが・・・

 

うまくコントロールできないと捻る際に周りの骨が

余計に捻ってしまいそれで痛みが出てしまうので、

 

今後のネイマール選手が心配です。

 

 

復帰できるといいですが・・・。

 

 

 

 

皆さんも膝蹴りをしてくるような人に注意して(?)

日常を安全に過ごしてくださいね!

 

 

今日は生憎の雨で

織姫と彦星が逢えてなさそうだと思った

しーちゃんでした!

腰椎椎間板ヘルニア・・・まだまだ調査中!

2014.05.28 | Category: 健康,柔道整復,鍼灸

みなさん、こんにちは。

 

おしょーブタです。

 

 

 

さて、腰椎椎間板ヘルニアになり、

 

現在も「坐骨神経痛」絶賛発売中のおしょーブタでありますが、

 

 

 

おしょーブタのヘルニアがどの程度のものか?といえば・・・

 

 

病院で撮っもらったMRI画像でも貼付できればいいのですが、

 

残念ながらもらっていないので・・・。

 

 

 

5つある腰椎の一番下・・・L5と呼ばれる骨と、

 

仙骨というホームベースみたいな、三葉虫みたいな形の骨との間の、

 

椎間板がややつぶれて黒っぽく縮んでおり、

 

そこからブニュッと右後方に椎間板の中身である髄核なるものが飛び出しております。

 

 

その飛び出した大きさ、6?7?8?ミリくらい・・・たぶん1cmはいっていないと思います。

 

MRI見たかんじはそんなもん。

 

 

 

で、一般に腰椎椎間板ヘルニアの場合、脱出してしまった部分が7ミリを超えてしまうと、

 

たいていの構造的治療は効を奏することなく、手術適応になると言われています。

 

逆にそれ以下であれば、手術などしなくても、鍼灸や矯正や手技療法などでも、ある程度いい結果が出せるということです。

 

 

もちろん手術をするもしないも、最終的には本人の判断であり、症状の強さや日常生活上での支障度などにより総合的に判断しなければなりません。さらに状況次第では緊急を要する場合もありますので、その辺はお医者様と相談ですね。

 

例えば、膀胱直腸症状といって、排泄機能を司る神経にまで影響が及んでしまっている場合など・・・。

 

 

 

それはさておき、とにかくある程度大きく飛び出してしまったヘルニアは、なかなかに難しく、

 

おしょーブタのヘルニアも、ちょうどその微妙なラインであるということです。

 

 

 

・・・さて・・・・・・。

 

・・・・・どうしたものか・・・。

 

 

 

おしょーブタ的には、手術はそれなりのリスクがありますし、

 

近年、手術方法も進化を遂げ、成績も上がっているようですが、それでも100%成功し、元に戻るとは言い切れません。

 

手術の場合、おしょーブタが恐れるのは、あからさまな失敗は少ないにしても、

 

自分の満足できる結果が得られなかった場合、そこからさらに改善する芽が一度断たれてしまっている気がするのです。

つまり、緩慢ながらも自己治癒能力で変化している過程を、手術という大きな刺激で、その流れをリセットしてしまうような気がするのです。

 

 

・・・あくまで「気がする」だけの話ですが。

 

 

なので、なるべく手術は避けたい。(仕事も休まなければならなくなっちゃいますしね)

 

 

 

まー、脱出してしまった髄核というものは、長い時間をかけて、吸収されなくなっていくので、きっといつかは、この痛み自体は改善されるのだろうと思います。

 

2ヶ月くらいですかね~。

 

それまでは様子を見るとします。

 

 

 

その間も無駄にはできません。

 

 

まずお医者様からいただいた薬は効くのかどうか?

 

今回は「リリカ」という神経障害性疼痛の薬が処方されました。

 

某武○鉄○さんがCMをしている薬の病院処方版ですね。

 

 

最近、この「リリカ」かなり病院で流行っています!

 

 

ここ宮町鍼灸整骨院でも、神経痛系の患者様で病院にかかった方のほとんどがもらってきてます。

 

 

で、この薬がどのくらい効くのか?ということを自ら治験したりしています。

 

 

もちろん、その結果はあくまで個人的なものですので、効く効かないを他人に示唆するつもりはありません。ただ、話のタネに「あー、それ僕も飲んだことあるよ」と言って、そのときの状況を話したりしながら、その経験を共有するだけで、患者様にはだいぶ話がしやすくなると思います。

 

 

あとは、一日中つぶさに自分の症状を観察しています。

 

いつ、どんなとき、何をしているとき、どんな風に痛いか?

 

暖めたらどうなったか?冷やしたらどうなったか?

 

酒飲んだらどうなったか?こういう運動したらどうだったか?

 

何日目ぐらいから痛みが変わったか?

 

こうしたらほんの少し楽になった、こうしたら悪化した、

 

この痛みのせいでこんな気持ちになった、家族に八つ当たりしてしまった、

 

などなど症状そのものから、そのときの心のありようまでつぶさに観察しています。

 

 

 

そして、治療も院のスタッフにいろいろなやり方を、

 

毎日毎日、次から次へと行い、どのやり方がどうだったのか、

 

一つ一つ検証しながら、いいものを取捨選択する作業を地道に続け、

 

宮町鍼灸整骨院における腰椎椎間板ヘルニアの治療成績向上のために、

 

まさに実験台として頑張っております。

 

 

 

ブタ

 

 

痛々しいかな?

2014.03.24 | Category: きままブログ,柔道整復

おばんですー。 しーちゃんです。

 

 

やっと寒かった冬が終わって春が来たかな?

っていう暖かい日が続いていますが、皆さんは季節の変わり目で

風邪をひいたりしていませんか?

粉砕骨折

私は風邪なのか花粉症なのかわからない鼻水がでていますが、

それと同じくらいくしゃみも出ているので花粉症だと思います。

 

 

さて、この冬で雪が半端なく振ったのは

少なかったですが、積もった雪が解けるまでに

滑って転んだ人は多かったでしょう。

 

 

私も転びそうになりました。

 

 

さて、ただ転んだだけならまだいいのですが、

 

転んで骨折!!!なんてことになっている人はいませんか?

 

 

しかも複雑骨折だったり!!!!

 

 

さて、皆さん、

『複雑骨折ー!?えー!痛そうー!!それって骨がバラバラになるやつでしょー!』

 

って思っていませんか?

 

複雑骨折=骨がバラバラになる骨折

 

ではありませんよ?

 

誤解しないでください。

 

複雑骨折とは、

別名:開放性骨折といって、

骨折した部分が皮膚から飛び出して

身体の外に出てしまうことで、

色々な細菌感染を起こしやすくなるので

治療が難しい骨折の事です。

 

 

開放性骨折で画像検索するとわかりやすいですが

大分グロイので注意して下さい。

 

絵で表すとこんな感じ。

im03

 

 

 

で、皆さんが言っているバラバラな骨折は

粉砕骨折と呼ばれています。

 

こちらは骨片が沢山あるので

粉砕骨折といわれるのです。

photo_jouwan03

 

細かければ細かいほど

治るのが大変。

 

 

なので、皆さん間違えても

粉砕骨折の事を複雑骨折と言わないでくださいねー!

 

 

そんな感じで専門時代を思い出したしーちゃんでした!

 

 

ちなみにこの骨折の種類は専門1年で勉強して驚愕しました。

 

皆さんも恥ずかしい思いしないように!

当院へのアクセス情報

宮町鍼灸整骨院

所在地〒980-0004 宮城県仙台市青葉区宮町2-1-47 阿部幸ビル2F
駐車場5台あり
電話番号022-268-0855
休診日日曜日
年末年始・盆期間中
院長鈴木 一誠

駐車場のご案内