スポーツ中のすねの痛み~シンスプリント~

スポーツをしていてスネの内側に痛みが出たことはありませんか?

すねの内側の痛みは、シンスプリントや過労性脛骨骨膜炎などと呼ばれ、オーバーユース(使いすぎ)によって脛の内側に痛みが生じます。

中・長距離ランナーやバスケットボールの選手、サッカー選手などに多く見られ、とくにシーズン初めや新人選手が急激にハードなトレーニングを始めた際に発生しやすくなります。走る距離や負荷を減らすことによって痛みが軽くなることもありますがしっかりと治療を行い、練習を再開すると痛みがまた強くでてしまうこともあるので、しっかりとした治療が必要となります。

シンスプリントは主な原因は『使いすぎ』と言われていますが、そのほかには、スポーツをする際のフォームが悪かったり、扁平足や回内足、下肢の筋力不足、筋肉の柔軟性低下などは内的要因としてあげられます。

外的要因としてあげられるのは、硬い路面やグラウンドでのトレーニングや、踵のすり減っているシューズの使用などもシンスプリントの原因となります。

シンスプリントと似たような症状の一つであげられるのが、脛骨内側の疲労骨折です。

シンスプリントは痛みを感じる部分が10㎝ほどと長いのですが、疲労骨折の場合5㎝以下のピンポイントで痛みが発生します。

簡単に鑑別できそうに思えますが、疲労骨折とシンスプリントの鑑別をするのはなかなか難かしく、疲労骨折の初期であればレントゲンにうつらない可能性もあります。

脛に痛みや違和感がありましたら是非一度お問合せください!

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