みなさん、こんにちは。
坐骨神経痛に正面から向かい合っている、おしょーです。(笑)
さて、普段は薬などほとんど飲まない、薬嫌いのおしょーですが、
このたび、坐骨神経痛によるこの痛みが、
最近、流行りの薬でどう変化するか?痛みはなくなるのか?
その効果や副作用を自分の身体で実感しておかねば・・・と思うので、
実体験レポートさせていただきます。
宮町鍼灸整骨院に通われる患者様も、
先に整形外科へ行って、検査して、この薬を処方されてから来院されるケースも少なくないので、
ぜひ、共通の話題として、話のタネにでもなればなーと思っています。
さて、今回レポートするお薬は、
神経障害性疼痛治療薬の『リリカ」』です。
武田鉄矢さんがCMしているヤツです。
では、そもそもこの『リリカ』というお薬はどんなものなのでしょうか?
ちょっと引用させていただきますね。
神経が圧迫されたりウィルスにによって傷害されたりすると、神経が傷つくことによって痛みが起こります。これがいわゆる神経痛です。より正確に言うと、神経が傷つくことによる痛みは、神経障害性疼痛と表現されます。
この神経障害性疼痛に対する痛み全般を取り除く薬としてプレガバリン(商品名:リリカ)が使用されます。プレガバリンは神経障害性疼痛にのみ強力な抑制効果を発揮します。
プレガバリン(リリカ)の作用機序
痛みがずっと続く状態を「疼痛」と表現します。神経が傷害されると、疼痛として痛みが引き起こされてしまいます。
この時、神経細胞にはカルシウムが流入するための受容体(カルシウムチャネル)が存在します。疼痛が起きている状態では、カルシウムチャネルを通じてカルシウムが神経細胞内に入ってきます。これによって神経細胞が興奮し、神経伝達物質が過剰に放出されます。
この時、放出される神経伝達物質の中には痛みを引き起こす物質も含まれるため、結果として痛みが怒ります。これが神経障害性疼痛の起こるメカニズムです。
この状態を改善するためには、神経細胞内に存在するカルシウムチャネルを阻害すればいいことがわかります。カルシウムの流入を抑制することで、神経細胞の過剰興奮を抑えるのです。これにより神経伝達物質の過剰な放出を抑制し、神経障害性疼痛を鎮めます。
このような考えにより、カルシウムの流入に関わる受容体を阻害することで、神経障害性疼痛を抑える薬が、プレガバリン(リリカ)です。
・・・ということなのですが、
つまり、痛み止め薬で有名な「ロキソニン」や「ボルタレン」などのような、炎症時に痛み物質であるブラジキニンの生成に必要な酵素を阻害して、痛み物質の生成・放出を減らす薬とは異なり、神経の痛みを感じるメカニズムの一部を遮断するお薬です。
で、飲んでみてどうだったか?と言いますと・・・
まー、あくまで個人の感想の範囲内としてなんですが、
最初は、指定された量・・・1日2回、朝晩食後に75㎎カプセル1錠だったんですが、はっきり言って、ほとんど変化なし。
おしょーは気が早いので、がっかりして3日目を待たずして、
「もうや~めた」ってかんじで、服用中止。
しかし、ネットで調べてみると、
「リリカ」は痛いときだけ飲んでも効かず、一定期間以上飲み続けることで効果を発揮するとのこと。
通常効果が現れるまで、数日から1週間必要だそうで・・・
「・・・しまった!」
ということで、早速、再チャレンジ開始。
・・・3日くらい経って、まだ変化なく、
またまたがっかりして、諦めモードに入りそうになっていたんですが、
また、ネットで見てたら、けっこうみなさん、1日150㎎でなくて、倍の300㎎飲んでいるようで、
こうなったら、おしょーもガタイいいから、倍の2錠飲んだるか!
ということで、勝手に増やして飲んだところ・・・
これがやっとこさ効いてきましたよ~
痛みが完全に消える!というかんじではないんですが、
かなりやわらいで、いつもの痛みが出る姿勢や動きをしても、軽いんですよ。
こりゃ、明らかな薬の効果だな!と実感できました。
正直、飲んでるとだいぶ楽です。
でも薬が切れると、また同じように痛いです。
このまま、誤魔化しながら、ヘルニアが落ち着いてくるのを「待つ!」ってかんじになるんですかね。
と、まあそんな薬でした。
あくまで、個人的な感想ですよ!
勝手に倍量飲んだりしてはいけませんよ!!
そして、まだ飲み始めて間もないので、当然長期的な副作用はわかりませんが、
ただ、明らかに眠くなります。
ちょっと身体がふわふわした変な感じになります。
の焦点がなんとなく合わせづらくなります。
こんな副作用は速攻でありました。
ですので、車の運転前とかは控えた方がよさそうですね。
以上、おしょーのお薬レポートでした