肩関節 インピンジメント

今回は肩関節の痛みで代表的な症状のインピンジメントについてお話いたします。

肩関節 インピンジメントは肩を挙げる際にある程度の高さで痛みや引っかかり感が出始めそれ以上肩を挙げることが出来なくなる症状のことを言います。夜間痛があり仰向けで寝ると痛みが発生しやすくなります。痛みがあることから肩を動かさなくなり拘縮、筋力低下も見られるようになります。

多くは使い過ぎによるオーバーアームスポーツの競技者(野球、バレーボールなど)や仕事柄腕を上に挙げることの多い方に現れます。インナーマッスル(ローテーターカフ)、滑液包が肩を挙げた時に上腕骨と肩峰の間に挟まり一度の外力ではなく繰り返しの外力により痛みが発生します。また、加齢による筋の肥厚などによって間に挟まりやすくなり痛みが発生します。

状態が悪化すると腱板断裂になり治癒するまで多くの時間をようすることとなります。またほかにも石灰沈着性腱板炎や五十肩との鑑別も必要となります。

このような症状がありましたら、気軽に当院をご利用ください。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。