変形性膝関節症について③

今回で3回目の投稿となります、変形性膝関節症についてです。
今回は滑走不全について触れていきたいと思います。

滑走不全でもおおまかに4つの項目に分けられます。

①外側構成体 ②内側構成体 ③膝蓋下脂肪体(IFP) ④腓腹筋
この4つの組織に不具合が生じると下腿のアライメント(不整な骨位置)や膝の屈曲制限、伸展制限が起こり、変形性膝関節症の原因となります。

そして、今日は特に①外側構成体についてのご紹介です。
外側構成体は主に大殿筋~大腿筋膜張筋~腸脛靭帯を表しています。大殿筋は主に股関節に関与する筋肉ですが、大殿筋から腸脛靭帯へとつながり、膝下のガーディー結節という部位に付着する筋肉であるため、膝周りの疾患にとても関与してきます。つまり、股関節の可動域制限が膝周りにねじれを生み、膝の痛みとなって現れるということです。
やはり変形性膝関節症の根本の原因は膝だけではありませんね、、、

次回は②、③、④について詳しく説明していきます!


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