水痘と高額医療パート2
やっと復調してきたテンクルパー☆
先週ご報告いたしましたがテンクルパーは水痘にかかって入院しておりました。
大人になると症状は重症化する傾向があり、テンクルパーの場合は高熱と
合併症で血小板の数値が低下するという非常にまずい状況となり緊急入院しました。
本来血液中に血小板は13~37万個/μℓという非常に多い細胞なのですが、
この数値が5万個/μℓを下回ると出血傾向になり皮膚に点々のように出血班や紫斑という打ち身後の症状が表れたりします。
2万個/μℓを切るとさらに出血傾向が酷くなり、口腔内出血(歯茎から血がでる)、鼻血が出やすくなる、脳出血をきたしたり、消化管出血などの重篤な症状をきたす可能性もある。
さらにさらに低下してしまい、5千個/μℓをきると自然出血をきたしてしまいます。
いわば某少年マンガ誌のブラッディ・マンデーのような状態とでも言いましょうか。
そしてその中でテンクルパーは初診時にすでに1万7千という場合によっては脳出血をきたすような
危険な状態でした・・・・
ところがテンクルパーはその時点でも大して無症状。
体質上もとから血小板が少ないワタクシ。
通常より出血しにくく出来ているようで
そんなワタクシも入院3日目にいよいよ6000個/μℓ
とうとう自然出血寸前の非常に非常にまずい状況になり
人生初の輸血をいたしました。
最初は拒否していたんですけどね(笑)
でもそのおかげで何とか命拾い(冗談抜きで)して今に至ります。
おかげで今月は高額医療となりました。
日頃から献血の不足の看板を眼にするたびに、出来ない自分が残念に思っていましたが
今回皆さんの善意の塊を頂きなんとか生きながらえたことを感謝いたします。
皆さんテンクルパーは出来ませんが、是非時間と機会があったら献血にご協力お願い致します!
ワタクシのように救われる人がいるはずなので!
それではまた来週