肉離れ~治療~
こんにちは。ワンリキーです。
今日は肉離れの治療についてお話したいと思います。
肉離れをした際は、まずは「RICE」処置を基本としましょう。
RICE(らいす)とは、
・R = Rest 安静
・I = Ice 冷却
・C = Compression 圧迫
・E = Elevation 拳上
を意味しており、それぞれ頭文字のイニシャルから名づけられています。
このRICE処置は応急処置の大原則であるため、さまざまなスポーツ障害での応急処置の基本となってます。
肉離れをしたら、まずはRICE処置を行いましょう。
軽度の肉離れでも内出血が起こることがあるため、たとえ歩けていても直ちに競技を中止し処置を行いましょう。
その処置のレベルによって競技への復帰の期間が短縮されます。
基本的には受傷直後はRICE処置をし、炎症や内出血が収まった3日目からは「温める」ことが治療の基本になってきます。
RICE処置は炎症や内出血を抑える意味で行いますので、長期化すると逆に筋肉の血流を低下させ、筋肉の柔軟性も低下させてしまうので治癒を長引かせてしまう恐れがあります。
そのため、RICE処置から温める治療の切り替えのタイミングが重要になります。
・肉離れの鍼治療
肉離れに鍼治療は効果的です。
損傷した筋は硬くなり、身体を動かす邪魔をしてしまいます。
鍼治療で、原因となっている筋肉に直接アプローチをして筋肉の中の血管を拡張させることにより(循環を良くする)患部に残った内出血を回収し、新しい血液を流し込み再生を促進させます。
また、灸の力により患部をあたため身体の自然治癒力を十分に発揮できるようになります。
このため、通常よりも早期回復が見込まれるとともに治療後の再発率を低減させることができます!
以上、肉離れについてお話させていただきました。
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