お花見シーズン・新生活シーズンの事故に注意!!
仙台もお花見シーズン真っ盛り!
テンクルパーは昨日、2件もの交通事故を目撃、救護活動しました汗
1件目は車対自転車の交通事故。
2件目は自転車の自損事故でした。
今回は非常に難しいケースとなり、いくつかの教訓が得られたので伝えます。
まず1回目の事故。
一方通行の道路に合流しようとした車が自転車の側面に追突した形となりました。
数台先で詰まっているなーと思いつつ自転車で追い越していくと男性が道の真ん中で倒れており、後続車両が立ち往生していました。
数人が取り囲んでいたので放置していこうかと思いましたが、警察も救急車もおらずUターンして救護活動することに。
一応痛みはあるものの動けそうだったので、道の端に避難してもらい、立ち往生の車を通過させ・・・
救急通報していない様子だったので、110番通報。
今年でかれこれ4回は通報している気が・・・
多すぎですよね(笑)
なぜかよく交通事故に遭遇する私です・・・
加害者は若いお兄さんで、何をしていいやパニック状態だったので
①安全確保二次災害防止で事故車両の待避と被害者の安全な場所への移動。
②119番110番に通報
③保険会社へ連絡のための車検証の確認
以上をおって説明して行いました。
不幸中の幸いか、消防署のすぐうらでの交通事故で、救急車より先に救急隊が駆け付け救護をしてくれたので、私は加害者へ付き添い、被害者が円滑に保障を受けられるように保険証券の確認と警察への引き継ぎをしました。
ここでビックリというか言葉を失ったことが・・・・
自賠責加入の確認をすると、車検証に挟んである保険証券は以前の持ち主が払った証の書類が・・・
つまり所有者が変わったばかりで自賠責保険に加入されていない可能性があります。
手続きを踏んでいないと加害者は治療費・慰謝料・休業損害などすべてを支払わなければいけません。
ぶつかった自転車はクロスバイクで前輪が大破していたので、新しく買い替えるとしたら?万円~?十万円近くするでしょう。
救急車で運ばれるような状況でしたし、私と同じようなケガになっていたら治療費だけで数百万円になるでしょう。
実際にそのような請求書が弁護士を通して来たらどうしますか??
あなたは支払えますか?
自賠責保険は相手が怪我をした時に最低限の治療120万円まで補償する制度であり、それを超過する分・車両の補償を行うのが任意保険です。
しっかりと加入しないと後でとんでもないことになりえますよ・・・
そしてなにより、刑罰の対象になります。
「1年以下の懲役または50万円以下の罰金です。また、加入していても証明書を所持していないだけで30万円以下の罰金」だそうですよ!!
さらには違反点数6点で即座に免許停止です。
車の売買・譲り渡しなど春は移動の激しい時期です。
いま一度中古などで取得した場合は車検証のポーチを確認してみてはいかがでしょうか??
要注意ですよ!