側弯症を知っていこう
側弯、側弯・・・と言っても、きちんと理解している人はそう多くはありません。
「背骨が・・・側、だから・・・横に曲がっていることなのかな?」
まあ、確かにそうではあるのですが、もう少し詳しく見ていきましょう。
これはとっても大切なことなんです。
なぜなら、これから改善に向けて進んでいく際に、実は単に横に曲がっているだけではない・・・ということを知っているか知らないかで、普段の姿勢や荷物の持ち方、椅子の座り方や寝方などで、微妙な調整のイメージが出来るかどうかに関わってくるからです。
これは実際に頑張るお子様自身も、サポートする周りの方も同様に知っておいてほしいことです。
とにかく、ただ横に曲がっているわけではない!
なので、ただ曲がっている反対側に曲げればいいわけではない!
ということだけは覚えておきましょう。
それでは、側弯症は本当はどのような形になっているのでしょうか?
まず傾向として、どういうわけだか痩せたタイプに多いです。太っている人の側弯症は稀です。そして男の子より女の子の方が多いです。7倍くらいの多さです。
あくまで傾向としてそのようなタイプがもっとも多い、というだけの話で、一つは地球の重力や自転のらせん力などが関係しているのかもしれませんが、そのような外力に抵抗しながら真っ直ぐ育つ力がやや負けているのかもしれません。
で、側弯を指摘された子たちの体を見てみると、やはり
瘦せ型、で
そして横から見た時に、背骨が真っ直ぐ過ぎ!?
前後から見ると側弯と言われる所以の曲がり方があったとして、
でも横から見ると真っ直ぐ・・・
これは真っ直ぐだから“いい”というわけではありません。本来人の背骨は横から見ると緩やかなS字状のカーブを描きます。それが体を支えるのにいいクッション作用を起こして都合がいいからです。
でも、多くの側弯症の子たちの背骨は横から見るとスーッと真っ直ぐです。
これを“フラットバック”といいます。
実は側弯症のそもそもの始まりがこの“フラットバック”といわれています。いわゆる側弯に進んでいく兆候なようなものです。
赤ちゃん→幼児期→学童期と進んでいく上で、普通に育っていたと思っていたら、いくら食べさせてもあまり太らず痩せ型で、背骨はスッと真っ直ぐで姿勢がきれい・・・と思っていたけど・・・・・実は側弯の始まりだったかもしれません。
脅すわけではありませんが、側弯の出来上がり方には曲がる順序のパターンがあります。
それが、まず縦の真っ直ぐ過ぎの変化なのです。
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