知ってるようでホントは知らない?!PMS⑥
今回からは、なぜストレスで痛みが出やすくなってしまうのか?
説明していきたいと思います。
これを説明するには、ホルモンの話が必要になります。
すこーし難しいかもしれませんが、PMS・生理痛と関りが深い4つのホルモンのお話からしていきます。
今日は関わるホルモン①エストロゲンから。
エストロゲンは、通称キレイホルモン。
月経後から増えて、排卵後に急減します。
お肌のハリツヤアップ、セロトニン(これもホルモン)の分解を防ぐ、血管を強くする役割があります。
いいことばっかりじゃーん!と思いきや。
このホルモンも、やはり少なすぎても多すぎてもPMSの悪化につながります。
PMS以外にも、
多すぎると…
子宮内膜症・子宮筋腫の増悪、無排卵、乳がん・子宮がんのリスクアップ
少なすぎると…
生理不順、無月経、精神不安定、不眠
につながります。
前回お話ししましたが、コルチゾールと女性ホルモンはコレステロールが原料。
ストレスがかかるとコルチゾール分泌のほうが盛んになってしまうため、エストロゲンも分泌が減少し、PMS悪化の原因の1つとなります。
ホルモン分泌は、バランスが大事!
次回はもう1つの女性ホルモンプロゲステロンについてお話します。