知ってるようでホントは知らない?!PMS⑧
これまでPMSは様々なホルモンの影響を受けるお話をしてきました。
今回も引き続きホルモンのお話。今回は「セロトニン」について。
セロトニンは、脳内伝達物質の1つで、ストレスや依存状態を和らげたり、自律神経の調整をしたりしています。
睡眠にも関係が深いホルモンで、朝に分泌されたセロトニンが夜間にメラトニン(これもホルモン)に変化し、スムーズな睡眠に導いてくれます。
5大機能として、
①覚醒の維持
②心の安定
③自律神経の調整
④痛みの抑制
⑤姿勢の維持 があります。
セロトニンが、PMSとどうして関係があるのか?
実は、エストロゲン(キレイホルモン)との関りが大きく、エストロゲンが減少するとセロトニンも減少するため、セロトニンが最も低下したときに排卵が起こります。
セロトニンが減少すると、うつ・イライラ・酒乱・糖分欲求につながります。
女性のセロトニン生成スピードは男性の1/2。
作られるスピードが遅いため、分泌量が低下しやすい。
そして、それはPMSにつながる…。
これを防ぐためには、セロトニンの日々の底上げが大切です。
次回はセロトニンの分泌アップ方法について!