頭痛と体質 瘀血

ぽかぽかと暖かい日が続きますね♪

皆さんお花見などで春を楽しんでいますでしょうか?

朝晩はまだまだ肌寒いこの季節、気温差による不調が出ている方も多いので、

体調管理は引き続きお気をつけください。

さて、今回は頭痛と体質のお話の続き、

瘀血(おけつ)による頭痛について。
瘀血とは、簡単に言うと『血流が悪く、ドロドロの血液が滞っている状態』のこと。

瘀血タイプの頭痛は、痛みがピンポイントで、触られたくないような痛みが特徴です。

他に、瘀血タイプの方は、

・肩、背中が凝りやすい

・顔色がくすむ

・シミ、そばかす、クマが目立つ

・お肌がザラザラしやすい

・生理痛がひどい

などの不調も現れやすいです。

舌をべーっと出して見た時に、紫いろ、裏の静脈が浮き出て見えるのも特徴。

前回お話しした血虚と同じくらい多いタイプです。

瘀血の原因となるのは

・運動不足

・睡眠不足

・喫煙

・冷え

などが原因に。

身体を動かさないと血が巡らないし、

睡眠をしっかりとれないと『肝』に血が戻れない。

そんな瘀血タイプにおすすめ

《食材》

黒豆、青魚、納豆、玉ねぎ、お酢、みょうが

もしお砂糖を摂るなら黒砂糖がおすすめ。

《生活養生》

身体を動かす

湯船に浸かってゆっくり身体をあたためる

冷たいものを控える(アイスやジュースだけでなく、体温より低いものは冷たいものなので注意!)

睡眠をしっかりとる

《おすすめツボ》

足首にある『中封』(ちゅうほう)と

肘にある『尺沢』(しゃくたく)

体質はすぐには変わりませんが、継続したケアで変えることができます!

お灸も続けていくと少しづつ不調が改善されていきますので、

ぜひセルフケアしてみてください♪

タイプによって頭痛の痛み方、出やすさが違いますので、頭痛にお悩みの方はぜひ一度

当院にご相談ください。

鍼灸師 鈴木悠華

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