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知ってるようでホントは知らない?!PMS⑥

2021.10.14 | Category: PMS,女性疾患,生理痛

今回からは、なぜストレスで痛みが出やすくなってしまうのか?
説明していきたいと思います。

これを説明するには、ホルモンの話が必要になります。

すこーし難しいかもしれませんが、PMS・生理痛と関りが深い4つのホルモンのお話からしていきます。

今日は関わるホルモン①エストロゲンから。

エストロゲンは、通称キレイホルモン。

月経後から増えて、排卵後に急減します。

お肌のハリツヤアップ、セロトニン(これもホルモン)の分解を防ぐ、血管を強くする役割があります。

いいことばっかりじゃーん!と思いきや。

このホルモンも、やはり少なすぎても多すぎてもPMSの悪化につながります。

PMS以外にも、

多すぎると…

子宮内膜症・子宮筋腫の増悪、無排卵、乳がん・子宮がんのリスクアップ

少なすぎると…

生理不順、無月経、精神不安定、不眠

につながります。

前回お話ししましたが、コルチゾールと女性ホルモンはコレステロールが原料。

ストレスがかかるとコルチゾール分泌のほうが盛んになってしまうため、エストロゲンも分泌が減少し、PMS悪化の原因の1つとなります。

ホルモン分泌は、バランスが大事!

次回はもう1つの女性ホルモンプロゲステロンについてお話します。

側弯症とスポーツ

2021.10.09 | Category: 側弯症

側弯とスポーツの関係について考えてみましょう。                       

                                                                                                              

まず、前提として大きく分けて2つの側弯症があるということを覚えておいてください。                                           

                                                                                                    

1つめは、これまで述べてきた学童期後半から思春期のお子さんに発症することが多い、原因不明の「特発性側弯症」を代表とするタイプ。             

こちらは背骨一個一個の変形(椎体変形)を伴うことがある、すなわち骨の形自体に目に見える変化が生じてしまうもので、これを別の言い方をすると、

構築性側弯症

と言います。「構築」・・・つまり「つくり」自体が変形してしまった側弯症ということです。                                                

                                                                                                                 

                                                                                                                 

2つめは、背骨一個一個を見ても変形はないが、その並び方のみ歪んでいるタイプ。これを、                                           

機能性側弯症                                          

と言います。多くは姿勢の異常によるもので、普段の姿勢で習慣的に悪いものがあったり、動きや構えにかなり偏りが生じてしまうある種のスポーツや仕事が原因となることが多いです。

また、ぎっくり腰などで痛くて体をまっすぐに伸ばせない!といった時も、この種の側弯が生じた状態と言えます。                             

総じて「原因」がある程度はっきりしており、その原因に伴いその代償として二次的に側弯になったものを言います。                            

                                                                                                                    

こちらは原因がはっきりしている分、その原因が取り除かれれば、側弯も元に戻ることが多く、たとえば原因となっていた悪い姿勢を改善したり、原因となっていたスポーツをやめたり、原因となっていたぎっくり腰の痛みがなくなったりすれば、曲がっていた背骨も元のまっすぐに戻っていくということです。              

ただし、戻る、と言っても、その習慣が長く強く深く影響し続ければ、しまいには背骨の変形にまで至り、構築性側弯症になることもあるので注意が必要です。  

                                                                                                                      

さて、もしお子様が特発性側弯症と指摘された場合、何かしらのスポーツをやっていたとして、それが原因か?あるいは影響があったか?と言われると、             

その答えは、「何とも言えない・・・」というのが正直なところです。               

先にも申し上げた通り、特発性側弯症は「遺伝的素因や傾向はあると思われるがそれ以外の環境因子なども複雑に関係する多因子病」と考えられます。     

スポーツが環境因子として影響したかどうかは微妙なところです。

よほど高度なレベルで幼少のころから繰り返し繰り返し体の形が変わるまでそのスポーツを行ったのであれば、影響は無視できないものとなるでしょう。しかしそれすらも個人差があるので決定打とはなりません。

決定打とはなりませんが、第49回側弯症学会において、慶應大学の渡辺航太先生の「思春期特発性側弯症の発症に関与する環境因子の同定」という論文に、2012年から2014年の側弯症二次検診に該当した中学女児3028名を調査したところクラシックバレエ、バスケットボール、バドミントンで有意な差が認められた、というデータがありました。

その他、水泳やバレーボール、フィギュアスケートなどでもやや影響があるのでは、という別のデータもあります。                               

これらのスポーツに共通して言えることは、

・幼少のころから始めることが多い。しかもかなり熱心に。

・ラケットスポーツはもちろんバレエやフィギュアスケートも同じ方向への回転への偏りがある。

・サッカー、野球が入ってない分、男児より女児が行うメジャースポーツが多い。

などでしょうか。                                       

                                                                                                                        

確かに現代のスポーツは、始める時期は特に重要で、より幼いころから習熟することで将来大きなアドバンテージを得ることも多いでしょう。そういう狙いがあってのことなのか、幼少から始めるくらいだから保護者もそれなりに熱心で、一般人では考えられないような練習量をこなしているケースも少なくありません。

それは、やはりそのスポーツに特化したバランスへの変化・・・一般的には不自然な歪みに行き着く可能性があります。                           

                                                                                                                         

そこに遺伝的素因があったとしたなら、もしかしたら特発性側弯症の大きな発症リスクとなっているかもしれません。                          

つまり今、警鐘を鳴らせるとしたら、親兄弟、祖父母などに複数の側弯症の方がいて、そういうお子さんが上記のようなスポーツを、高度なレベルで行ってしまうと、もしかしたらリスク高いかも・・・ということです。

もちろん無限の可能性のあるお子様の芽を摘むようなことはしたくないですし、好きなスポーツを好きなだけやるべきなのですが、少しだけ頭の片隅に置いておいて、リスクと秤にかけながら他の可能性も一緒に模索してあげられるように柔軟に構えていた方がいいのかな、と思います。

あくまで私見ですが。

知ってるようでホントは知らない?!PMS⑤

2021.10.07 | Category: PMS,女性疾患

今回はPMSの原因③ストレスについて説明します!

ストレスがかかると、様々な不調が起こる…というのはよく聞きますが、ストレスがどのようにPMSに影響するのでしょうか?
ストレスがかかると、「ノルアドレナリン」「糖質コルチコイド」というホルモンが分泌され、交感神経優位の状態になります。

交感神経優位になるということは、自律神経のバランスが崩れるということ。

普段は血糖値上昇や、タンパク質・脂肪分解の促進、抗炎症・抗アレルギー作用をもつ

「糖質コルチコイド」というホルモン。

コルチコイドには抗ショック作用という、種々のストレス刺激に対する抵抗力を高める作用もあります。

ストレスがかかり続けると、コルチコイドが過剰に分泌され、海馬(脳の記憶をつかさどる部分)の萎縮、血圧上昇、血糖上昇、免疫低下、不妊につながります。

人は、生殖よりも、個体の生存を優先するため、ホルモンの分泌も

女性ホルモン<糖質コルチコイド になってしまいます。

この状態が続くと、生理が来ないとか、不妊につながってしまいます。

痛みはどうして出やすくなるのか?
これは次回お話します!

産後の身体はどうなっているの?

2021.10.04 | Category: きままブログ

前々回書きましたが、産後の身体は骨盤が緩み広がった状態です。                                

      

開いた骨盤は正常な位置に戻ろうとしますが、妊娠・出産による身体の変化が歪みの原因になることも…

             

出産後、身体を休めることなく始まる育児…

抱っこ・授乳・沐浴など、無理な姿勢・疲労が歪む原因になってしまいます。

                

身体のバランスが崩れていると、正常な位置に戻りづらく開いた状態な上に歪んで固まってしまうという可能性も。

                 

多くの方が、気になさっている「体型の変化」も骨盤の歪みが原因になっています。

投球障害について②

2021.10.02 | Category: きままブログ

投球障害において、肩の柔軟性を向上させることはとても大事なことですが、リハビリの中で肩のみを重視していては、なかなか怪我が良くならなかったり、再発を繰り返すケースも多いです。

では、他にどういう原因があるのか・・・

今回は胸椎の可動域についてお話していきます。

以前もお話ししました、トップの位置から加速期にかけて肩関節が動くとともに胸椎の伸展といって、胸を後ろに反らす動きが入ります。この動きに硬さ、可動域制限がみられると、肘に負担がかかる投球になってしまいます。詳しく説明すると、胸椎の伸展性がなければ、投球時に肩~肘を後方へ引きづらくなり、加速期に全体的に肘が下がってしまい、怪我へとつながります。

フォームチェックの際は、そういった観点からみていただくのも大事になってきます。ぜひ投球チェックの項目に入れてみてください。

知ってるようでホントは知らない!?PMS④

2021.09.30 | Category: PMS,女性疾患,生理痛,自律神経,解毒・デトックス

前回は、PMSの原因②カンジダ感染についてお話させてもらいました。

今回は、その対策について!

前回も話した通り、カンジダ菌は常在菌ですので、体から完全になくなる、なんてことはありません。

普段はなにも悪さをしないカンジダ菌。

悪さをさせないためには、カンジダ菌と上手く付き合い、カンジダ菌が増えない生活を心がけることが大切です。

まずは食生活。

前回も話した通り、カンジダ菌の大好物は、糖質。

糖質の摂りすぎは、カンジダ菌の増殖を招きます。

最近は糖質制限の食事をダイエットのためにしている方も多いように思いますが、これはカンジダ菌が増殖しないために良い食事法です。

(糖質が良くないわけでなく、摂りすぎが良くないということですよ!)

逆に、積極的に摂るべきものは、新鮮な野菜、ヨーグルト、キノコ、ハーブなど!

乳酸菌はとても良いです!サプリで補うのもいいですね♪

歯磨きも大事です。

カンジダ菌は、消化器官だけでなく、口腔内にも存在しています。

口腔内でカンジダ菌が増殖すると、食事して食物を飲み込んだ際に、消化器官にカンジダ菌が…。

就寝前には特に念入りに磨きましょう!

適切な運動、免疫を低下させないためにストレスをためすぎない生活も大事です。

このご時世、どちらも難しいかもしれませんが…

いつもより少し長く歩く、とか、自分なりにリフレッシュする、とか、自分なりのストレス解消法を見つけてみてくださいね。

肩を上げるとぶつかる感じがする…その3

2021.09.28 | Category: きままブログ,スポーツ,肩こり,野球,鍼灸

前回、前々回と主な症状、病態とお話ししてきましたが今回で最後になります。

今回はインピンジメント症候群についての治療についてです。

検査としては、問診やテスト法、MRI検査、 超音波検査などが有効です。

早期回復には超音波や微弱電流といった物理療法を行い、炎症を抑え組織の回復をはかることが可能です。(急性期で熱感のある場合はアイシングを行う)

また、手技療法を行いを肩周りの筋肉をはじめ、症状の原因となる筋肉を緩め、患部にかかるストレスを減らすことも大切です。

その後、運動療法を行い、復帰や再発予防のためのインナーマッスル等上手く使えていないもしくは低下してしまっている筋肉の強化や動作の改善を行います。

症状がどこからきているのか全身見立てで、症状改善を図ります。

筋緊張を和らげるため、手技療法を加えて、全身的に体をよくします。

また、超音波、微弱電流、ハイボルテージ等物理療法を個々の症状に合わせ早期回復を目指します。

その後運動療法として再発防止、体の機能、使い方の向上のため、セルフストレッチ、チューブトレーニング、ボールエクササイズ等運動指導を行います。

また、EMSを用いてインナーとアウターのバランスをよくする等の筋力強化を図ることも可能です。アンバランスにより肩甲上腕関節のバランスが崩れる事により衝突を誘発させてしまったり、骨形態の個人差として肩峰がもともと下方に突出している場合や加齢変化として肩峰下に骨棘がある場合にも起こります。

また、インピンジメント症候群は疼痛抑制だけでは改善しないことが多く、肩甲胸郭関節・体幹・股関節の機能障害を見つけアプローチしていかないと改善しないケースが多くみられます。

 少しでも痛みや違和感があるなと思った際は放置せず、相談してください。

宮町鍼灸整骨院ではしっかり検査をしたり、専門医へ紹介して適切な治療がなされる様に致します。

痛みや違和感がある方はすぐに宮町鍼灸整骨院へご来院下さい。

産後骨盤矯正のSTART時期

2021.09.27 | Category: きままブログ

産後1ヶ月検診で問題がなければ、産後1ヶ月から1年ぐらいまでが整えやすい期間です。                                                                 

                                

もっとも最適な時期は1ヶ月~6ヶ月のホルモンの影響が出ていてまだ骨盤がぐらぐらの状態の時。

                                       

6ヶ月以降は適正期と伝えています。

                                        

それ以降だと「効果が出ないの?」「手遅れ…?」と不安に思ってしまうかもしれませんが、大丈夫!!

産後1年以上経った方でも、身体の変化・効果は期待できます。

                                      

                                     

「もう遅いかも…」とあきらめずにご相談ください。

                                

ただ、やはり早めに産後ケアした方が身体も楽になり、育児が少しラクに楽しめると思います。

                                     

帝王切開の方であれば、傷痕の痛みがなければ産後1ヶ月から施術できます。

経膣分娩であっても帝王切開による分娩であっても産後ケアは必要です。

側弯症、どういう風に曲がる?

2021.09.24 | Category: きままブログ,側弯症

前回、側弯症がただ横に曲がっているわけではないということをお伝えしました。では実際のところどのような感じで曲がっているのでしょうか?               

                                                                                                  

背骨は、首に7コ、胸部で12コ、腰部で5コの合計24コあり、                 

上には頭蓋骨、下には骨盤の仙骨という骨の間で体幹を支えています。                

側弯症の多くは、胸部と腰部です。特に胸部がもっとも多く、変形も目立ちやすいです。この胸部の側弯ですが、一見すると確かに横に曲がっているようにしか見えないかもしれません。                                   

                                                                                                   

しかしレントゲン写真で背骨を確認すると、微妙に捻じれを伴っていることに気づきます。                                    

                                                                                                     

そうなんです!                                           

                                                                                                        

側弯症でもっとも特徴的かつ重要なのは、この捻じれの状態なのです。

力学的にみると、背骨の構造上、ただ横に曲がる、というのはかなり不自然で曲がりづらい形に作られています。

そんな形の背骨を横に曲げようとすると、どうしても捻じりながらでないと上手く曲がっていきません。

また、逆に考えると真っ直ぐな背骨を捻じっていくと、真っ直ぐなままでいられず、これも背骨一つ一つの形に従って、横にずれるように曲がっていかないと捻じれません。                                        

                                                                                                      

本当はこのような構造上の物理法則に従って曲がるはずなのです・・・。          

                                                                                                                      

ところが!です。                                                   

                                                                                                                    

特発性側弯症の捻じれ方は、この物理法則を無視した逆の方向に捻じれます。

例えば側弯を背中側から見て、右の方に弯曲しているとします。

この場合の捻じれは、力学的にもっとも無理のない自然な捻じれは時計と逆回り(左回り)です。                                         

これをカップリングモーションといいます。                               

しかし、側弯症の背骨の捻じれはそれとは逆の時計回り(右回り)に捻じれます。

なぜわざわざ本来捻じれにくい、曲がりにくい方向に回ってしまうのか?これがわからない。                                      

わからないが故の原因不明であり、治療法の未確立なのです。                    

                                                                                                                        

まとめます。                                                    

                                                                                                                           

背骨の生理的カーブが失われ真っ直ぐ過ぎる背骨に                            

         ↓                                                   

体幹を支えるのに不都合な真っ直ぐさのせいか、重力に負けて捻じれ始める。

(なぜか右回りに)

         ↓                                                 

右回りに捻じれたら、力学的には左の方へ背骨がずれて曲がっていくべきだが、

なぜか右方向に曲がっていく。                                        

                                                                                                                            

このような順で曲がるパターンが多いようです。

                                            

                                                                                                                    

                                              

                                                                                                        

知ってるようでホントは知らない?!PMS③

2021.09.23 | Category: PMS,女性疾患,生理痛,自律神経,鍼灸

前回は、PMSの原因①甲状腺機能低下について説明しました。

今回は、②カンジダ感染 についてお話していきます。

カンジダ菌というのは常在菌の一種で、粘膜に存在しています。

腸内などの消化器官や、体表にも存在している菌です。

常在菌なので、普段はなーーーんにも悪さしません。

え。じゃあ問題ないじゃん。

と思ってしまいますが。

このカンジダ菌、ストレスや疲れが溜まって免疫が低下すると、

とたんに悪さを始めます…。

カンジタ菌のエサは、糖質。

PMS期にひたすら甘いものを欲するのは、カンジダ菌が死滅しそうな時、エサを欲するから!

また、生理前から分泌量が多くなるプロゲステロンというホルモンがカンジダ菌の活動を活発にさせるのも影響しています。

さらに…

カンジダ菌は、死滅するときに79種の毒素を排出します。

この毒素もPMS症状に影響します。

これだけカンジダ菌はたくさんの影響を及ぼします。

元気な状態だと何も問題ないのですが、先程言ったように、ストレスや疲労が溜まり免疫が落ちている状態ではPMSに大きく影響します!

カンジダ菌が悪さするときは、PMSだけでなく、様々な不調が現れます。

腸内で悪さすれば、腹部膨満感、ガスがたまる、下痢や便秘…

ニキビが出やすくなったり、頭痛が出やすくなったり…

生理不順や膣炎・膀胱炎になってしまったり…

この状態は一度なると抜け出しにくいと言われています。

ヨーグルト・にんにくが効果はあると言われていますが、まずはカンジダ菌が悪さしない状態にするのが一番!

次回は、少しカンジダ菌の悪さに対する対策についてお話しします♪

当院へのアクセス情報

宮町鍼灸整骨院

所在地〒980-0004 宮城県仙台市青葉区宮町2-1-47 阿部幸ビル2F
駐車場5台あり
電話番号022-268-0855
休診日日曜日
年末年始・盆期間中
院長鈴木 一誠

駐車場のご案内