凍った道で転ばない方法

ここのところずいぶん寒い日が続きます。

強い寒波のせいで、ここ仙台でもそこそこまとまった雪が降りましたね。

例年ですと、ちょっと降ってもすぐに融けてしまう仙台ですが、この寒さのせいで今回はなかなか融けきらず、そこかしこで固まって氷状になってしまったところが凸凹になって恐怖の路面となっています。

また、ブラックアイスバーンもいっぱい隠れています。

そのせいか今回の雪のせいで転倒し、お怪我をする方がずいぶんとたくさんいらっしゃるようです。

もし、転んでしまってお怪我をされた時、

ここ宮町鍼灸整骨院にいらっしゃってください。

特に、整形外科等の診療時間外の時や、ご自身の時間の都合上、待ち時間を含めた所要時間にあまり余裕がないときなど、迅速に対応いたします。(ご予約の状況により少しお待たせすることもありますが)

ただし、頭を強く打ったときなどは、迷わず病院へ。病院の時間外だったら救急へ。

宮町鍼灸整骨院で対応できるのは、主に捻挫や打撲になりますが、受傷直後は痛みでそれが捻挫なのか、あるいは骨にまでいってしまっているのか判断は難しいですよね。

それでも構いませんので、とりあえずいらっしゃってください。(お電話1本あればなお有難いです)

宮町鍼灸整骨院では、それが捻挫なのか?打撲なのか?あるいは骨折なのか?それについてクオリティの高い触診に加え、超音波エコー検査で確認します。

すなわちレントゲン検査は病院でしかできませんが、それ以外でできることを可能な限り駆使して確認します。

その結果により、骨折が認められたら応急処置のみ行い、改めて病院での精査をお願いしております。もちろん紹介状もお渡しします。

また、結果が微妙な場合、私たちは1ミリでも疑わしき部分があれば、それもすべて病院での精査をお願いしています。曖昧な状態で勝手に治療を進めることは致しません。

決して自信がないわけではありません。

ただ、最優先するべきは患者様の利益であり、それはつまり患者様が間違いなく正しい診断のもと、適切な処置・治療が行われ、1日も早く痛みから解放され治癒していただくことだからです。

私どもは、その最優先すべき流れに、障害物になってはならないのです。

そのことを常に考え対応させていただいております。

そういうことですので、転倒して痛い身体を引きずりながら宮町鍼灸整骨院に何とか来たけれど、結局もう一度別の病院に行くことになってしまい、二度手間になってしまった!お金も倍かかってしまった!

・・・ということもあるやもしれません。

でも上記のような方針でやっておりますので、ご容赦くださいね。

さて、凍った道で転倒して怪我をした、ということで話を進めてきましたが、

そもそも転ばなければいい話です。

不肖、このワタクシ、生まれてこの方五十有余年、凍った道、雪道で転んだことは一度たりともございません。

ワタクシなりの転ばぬコツがあるからで、最後にそれを紹介しましょう。

凍った道・・・ブラックアイスバーンであろうが、融けて氷状になった所であろうが、ワタクシはそこに足を入れる前に、必ずこう思うことにしています。

・・・ここは、オリンピックの完璧に磨き抜かれたスケートリンクだ!

そう思って、足を踏み出します。

摩擦係数0.1を切るツルツルを覚悟して路面を踏みしめると、

・・・あれ?それほど滑らない。

どんなに滑る路面でも、オリンピックのスケートリンクより滑る路面なんてあろうはずがありません。

それほどの覚悟を持って凍った路面を歩くと、つまらないほど滑らない。

そして、歩くときもオリンピックのスケートリンクを歩くつもりで、

滑ることを前提に歩く。むしろスケートをするかのようにあえて滑るように遊びながら歩く。

すると、遊びになるほどは軽快に滑らない。

つまらないほど引っかかりを感じる。滑りたいのに滑らない。

滑らないようにと思うから滑るのです。

転ばないようにと思うから転ぶのです。

逆です。

滑ろうと思うと、滑らないので、転ぶこともない。

こんな感じでやってきましたが、確かに一度も転ばないで生きてきています。

少なくとも、凍った道は滑るとわかっているので、こういう発想の転換で、身体の反応や使い方は明らかにモードが変わるのです。

ただし、そこが滑る場所と認識していないと、これは発動しません。何も知らずに滑る部分へ足を踏み入れてしまうと、当然転びます。なので最低限そこが完全に乾いたアスファルト面なのか、ブラックアイスバーンぽいのか、あるいは雪に隠れた固まった氷が隠れているのか、これを判定する必要があります。

滑るとわかっている場所では絶対に転ばない。

滑るとわかっていたのに転ぶ。

この差です。

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