膝の痛み~オスグッド・シュラッター病~


今回は膝の痛み第4回 オスグッド・シュラッター病についてです。


【オスグッド・シュラッター病とは】

スポーツをしていて膝の痛みとして考えられる疾患としてあげられるものの一つです。

そもそもオスグッドで痛める場所は何なのか。

それは 脛骨粗面 という場所です。

膝から下の脚(いわゆる下腿)はふたつの骨で構成されています。

そのうちの一つ 脛骨 と呼ばれる骨の太ももの筋肉 大腿四頭筋がくっつく場所が脛骨粗面です。

この脛骨粗面に痛み・腫れ・骨の隆起がみられるのがオスグッド・シュラッター病です。


【負傷原因】

脛骨粗面に繰り返し牽引されることで発生します。

脛骨粗面は成長期(10代前半)にはまだ完全に骨が完成しきっておらず、(成長)軟骨の部分がみられます。

この部分が日常生活動作・スポーツなどでストレスが加わることで牽引され脛骨に骨の隆起がみられるようになります。


【症状】

脛骨粗面に限局した圧痛・腫脹・熱感

痛みによる膝の曲げ伸ばし動作の制限

体重をかけたときの痛み

上記があげられます。

【当院での治療】

まずは痛みのある場所の再確認・検査を行った上で損傷の度合いを想定します。

最初に行うのはアイシングです。

オスグッドの症状が出ている状態は炎症・熱感ある事が多いため、第一に優先されるのはアイシングです。

次にオスグッドでの原因とされる太ももの筋肉(大腿四頭筋)を緩めることを目的としたマッサージ・物理療法を行います。

その後個人の運動量・痛みのレベルに合わせて運動指導やストレッチも併せて行っていきます。

損傷度合いによってはオペ適応になることもある怪我のため、整形外科に紹介状をお渡しし、病院にて精査をすすめる場合もあります。

オスグッド・シュラッター病においては筋肉の付着部が引き剥がされておこる裂離骨折の場合があり、整骨院・接骨院での治療において応急処置以外の骨折の治療は医師の同意を受けた場合のみとされているため、骨折の症状が見られた場合には一度整形外科にて診断を受けることを勧めます。

また、オスグッドに対するサポーターもあり、脛骨粗面へのストレスを軽減させ筋肉の支点を変えるための役割を担い、疼痛軽減のためにすすめる場合もあります。


膝関節の痛みの原因は痛みの場所・症状によって治療へのアプローチが変わっていきます。

膝の痛みなどでお困り等ございましたらお気軽にご来院いただければと思います!

次回は膝のジャンパー膝について紹介していきます。

筆者 田中玲衣

宮町鍼灸整骨院

〒980-0004

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022-268-0855

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